テキストマイニング

これを機に「捕捉」されよう仙台サポ


■デジタルマーケティングパートナー 爆誕

セプテーニ・ホールディングスがベガルタ仙台のデジタルマーケティングパートナーとなること、資本参加いただけることが決まりました!
ありがとうございます!

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セプテーニはインターネット黎明期の2000年にインターネット広告代理事業を立ち上げ、
インターネット広告専業代理店として、サイバーエージェントに次ぐ第二位の座をオプトと争います。

(我ながら微妙すぎる例え…)


2018年には電通がセプテーニ株の20%強を買い付け、電通の持分法適用会社となりました。
(同年は電博によるネット広告企業へのTOB・経営統合が相次いだ年でした。)

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インターネット広告は、コンバージョンに直結する案件(※1)が多いのですが、ナショナルクライアント(※2)を沢山抱える電通との連携もあり、
ブランディング案件の取扱いも増えています。

※1 例えば、健康食品の購入や保険の資料請求
※2 例えば、自動車メーカー・飲料メーカー・生活用品メーカー

ベガルタ仙台のブランディングにも大いに期待ですね!

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ちなみに、3年前にも博報堂とビジネス戦略パートナー契約を締結しているのですが、契約は続いているのか、続いているなら棲み分けはどうなっているのか…
僕にはわかりませんw



■顧客層の正確な分析・情報収集の重要性

さて、インターネット広告、引いてはデジタルマーケティングの強みとして、「詳細にターゲティングできること」が挙げられます。

例えばFacebookに広告出稿する場合、
利用者の性別・年齢・地域・学歴・配偶者有無が(利用者自身によって)登録されているので、アプローチしたい顧客層に絞った広告出稿が行えます。

僕もたった今Facebookを見たところ、
転職サイトと薄毛対策の広告が出てきましたw

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また、「正確な効果測定(表示数・クリック数・購入数等)」ができる点も、やはりインターネット広告の強みです。

より明確なターゲットへ、より効率的な手法でアプローチすることが、
デジタルマーケティングの効果を最大化するために必要です。



■ベガルタ仙台とセプテーニに「捕捉」される

言わずもがな、マーケティングを行う上で、
「顧客層を(より正確に)理解する」「顧客の声を(より多く)拾う」ことは、
新規顧客の開拓のためにも、CRM(※3)のためにも重要です。

※3
Customer Relationship Management(顧客関係管理)
顧客満足度と顧客ロイヤルティの向上を通し収益拡大を目指す…という、
一人歩きしやすい漠然としたマーケティング用語


デジタルマーケティングパートナーにセプテーニを迎えた今、
僕らがもっとベガルタ仙台とセプテーニに「捕捉」されることで、マーケティングの可能性が広がり、収益拡大に繋がるかもしれません。

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例えば、
①「チケットを買うときはJリーグIDを使う」こと。

試合のチケットを購入する方法は様々ですが、
JリーグIDでチケットを買うことで、顧客を識別可能になります。

性別・年齢はもちろん、
・新規の来場者なのか、久しぶりなのか、リピーターなのか
・GWや夏休みにはどんな来場者が増えたのか
・関東からの遠征者はどれくらいいるのか 等々…

現在もJリーグIDでのチケット購入データは利活用されておりますが、
より多くの来場者がJリーグIDでチケットを購入することで、
分析精度の向上や新たな集客施策に繋がる
かもしれません。


(こちとら年チケ買っとんねん、という方、You are ナンバーワン。)

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もう一つ、
②「Tweetにハッシュタグをつけてみる」こと。

クラブに直接届く「お客様の声」って、何か物申したい人によるもので、
サイレントマジョリティーの声とは乖離しがちです。

普段の何気ない顧客の声を拾う手法として、例えばテキストマイニングという分析があるんですが、
「#vegalta」で検索したTweetを基にこんなアウトプットができました。

テキストマイニング

ご覧の通り、傾向と言えるほどの傾向は特にありません。
(マスコット総選挙に命かけてるのは伝わってきますw)

シーズンオフで呟き自体が少ないのもありますが、
そもそもデータソース(=ハッシュタグ付きTweet)が不足しています。

「ハッシュタグ付Tweet」が増えれば、
来場者やDAZNの向こうの視聴者はどんな単語と一緒にTweetしているのか、それはポジティブな内容なのか、ネガティブな内容なのか
といった分析も可能になります。

潜在的な課題やチャンスを発見できるかもしれません。

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つまり、
サポーターが「捕捉」されることで、マーケティングの材料が増えます。



■締めます

と、いくつか例を挙げてみましたがどうでしょうか。

逆に、
「追跡される気がして怖い」と感じる人もいるでしょうし、
「趣味・娯楽のためにそこまで?」と思う人もいると思います。

価値観は人それぞれ当たり前にありますし、
サポーターは「捕捉」されるべき、なんて主張したいわけではありません。

ただ、J1の他チームと比較して収益面に恵まれていない中、
ユアスタに行く、グッズを買うといった直接的な応援はもちろん、
実は他にも色々な応援の仕方があるんじゃないか、と思った次第です。


とかなんとか言って慣れないnoteを書いてみたんですが、
改めて、発信を続けている戦術藩の方々はすごいな、というのと、
何よりこうして発信したくなるベガルタ仙台は尊いな
という感想が産まれたので、そろそろ締めたいと思います。

今年こそタイトル取りましょう!


■追伸

セプテーニはインターネット広告事業だけでなく、
マンガアプリ「GANMA!」の運営もされています。

サポーターの皆さん、鎖骨を気にしながら応援しましょう!

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