僕の母のこと

母からの年賀状に『去年はJoe(弟)と協力してヴィーガンの食事を取り入れ出しました』と書いてあってとても嬉しかった。
僕の母は大学の畜産科を出て畜産試験場で働いていました。僕がヴィーガンになった時、母に伝えるとこういう返事がきました…


『お母さんは大学で畜産学科だったし、畜産試験場で結婚まで働いていたから現状はわかってた。
いろいろな思いがあったんだけど、今はちょっとまとめられない。
でも、家畜は人間の為に生かされて殺されている。食肉になりやすいようにや、卵もいっぱい取れるように改良もされて、日齢がきたら器械のように処分をされている。
スーパーで肉の薄切りがパックで売ってるけど、買う側は最初からこうなってると思っているのかなと思う事もあった。感謝の気持ちで食べてるのかな?とも。
人は肉を食べないと生きられないと思ってたから、ごめんなさい🙏の気持ちで。
でも、屠畜の状態を見たら食べられなくなる人も多いだろうね。ヴィーガンについてはもっと考えたいと思ったよ。ありがとうね😊』


僕はいち早く動物が大好きな母へ、もう動物を食べないで良い事を伝えたかった。でもやっぱり上手く伝え切れなかったかと、後悔していました。

僕の母は僕が知っている誰よりも優しい人です。人も動物も大好きで自分がどんな不利な状況になっても人助けや動物助けをしていました。
僕が大学生になり一人暮らしを始めると毎月仕送りを送ってくれました。冬休みに久々に実家へ帰ると家の前に新聞屋の原付が停めてあり、その時初めて母が僕に仕送りする為に新聞配達の仕事を始めていた事を知りました。毎朝、日が明ける前に凍てつく空気の中自分の為に新聞配達をしている母を思うと涙が止まりませんでした。

そんな母が去年ヴィーガンについて真剣に向き合ってくれて、納得して取り組み始めていてくれたのはとても嬉しかったです。母には誰よりも健康でいてほしい。
とても嬉しくて共有したかったので記事にしました。
栄養と関係なくてごめんなさい。

皆さん今年もよろしくお願いします!

kentaro