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J1補強診断2021「セレッソ大阪」編

 noteを開いて頂きありがとうございます。今回は、「J1補強診断2021」の14回目「セレッソ大阪」編です。
 毎度のことですが、たいしたことは書いていないので、気になったチームだけ読むもよし、なんとなく飛ばし読みするもよし、ゆるーく読んでいただければと思います。一応5段階評価と言うことでSからDまでつけさせていただきますが、あくまで素人の独り言ですので、温かい目で見ていただければと思います。今回は監督交代についても詳しく話しているので、少し長文になります(いつもの2倍ぐらい)。最後までお付き合いしていただけると嬉しいです。
 IN・OUTについてはこちらをご覧ください↓

セレッソ大阪 評価→C

 クルピ体制となったセレッソ大阪ですが、評価はBにしようと思っていたんですが、ヨニッチ選手の移籍を踏まえてCとさせていただきます。
 加入選手から見ていきますと、進藤選手(→北海道コンサドーレ札幌)、アダムタガート選手(→水原三星ブルーウィングス)、原川選手(→サガン鳥栖)、J2からは加藤選手(→ツエーゲン金沢)、為田選手、鳥海選手(→ジェフユナイテッド千葉)、松田選手(→ヴァンフォーレ甲府)、新井選手(→アルビレックス新潟)ですかね。こうやってみると、J1からJ2までの実力者を獲ってきたかなっていうイメージもあり、特に進藤選手や原川選手なんかはすぐに出て活躍してくれると思います(進藤別メニュー調整ってマジかよ)。まぁあとはアダムタガート選手が期待通りの活躍をみせてくれるかにかかっているかと思いますね。ブルーノメンデスも悪い選手ではなかったですけど、やはり鹿島のエヴェラウドや、柏のオルンガに比べると少し物足りなかった印象があったので、1人で15点ぐらい取ってくれるとチームとしては助かるんじゃないかなと思います。J2からの加入選手はあんまり詳しくは存じ上げていないんですけれども(すいません)、加藤選手なんかは去年J2で13点取ってますし、新井選手もDFラインならどこでもできる選手なので、あまりビックネームはいませんけど、良い補強したんじゃないかなと思います。あと忘れていました。大久保選手(→東京ヴェルディ)も加入しましたね。いやぁー正直どうなんですかね。本当にFWの「戦力」として補強したのか、それとも今後のセレッソ入閣に向けての前段階なのか分からないですけど、昨年のヴェルディでのプレーを見る限りではファーストチョイスではないのかなっていう気がします。まぁ、ただのサッカー的にはロティーナよりはクルピの方が合うと思うので、それなりに出場機会はあるんじゃないかなと思います。
 

なんでここまで補強が充実しているのにC評価なのかといえば、放出選手もなかなか痛いからなんですよね。主力選手が何人か抜けたっていう印象があります。まぁ何を隠そう柿谷選手、木本選手、そしてヨニッチ選手、レアンドロデサバト選手、片山選手と昨年のセレッソを支えた選手の多くが移籍をする形になりました。あと意外だったのは、安藤選手、福満選手あたりはJ2でそれなりに活躍していた選手だったので、そのままレンタルバックかなと思ったら、それぞれ別のチームに行ったので少しその辺は驚きでした。それにしても、引き抜かれた選手はしょうがないとしても、なんでレアンドロデサバト選手は契約更新しなかったんですかね。昨年も24試合に出ていた選手だったので少し意外でした。
 まぁ足し引きするとプラマイゼロかなと思っていたんですけれども、ヨニッチ選手の穴が大きいので少しマイナスなるかなと思います。

ここからはこの補強診断の評価対象外の部分ではあるんですけれども、監督交代について少しお話ししたいなと思います(ここから少し熱くなります、ご容赦ください)。いや率直に言ってなんで変えたんですかね監督。監督交代の説明を聞く限りだともう少し攻撃的に行きたいということでしたけど、去年のセレッソなんだかんだで点取ってますからね。まぁ得点数9位タイ(46点)っていえば少なく映るかもしれないですけれども、50点以上とったチーム去年6チームしかないですから、極端に少ないわけでもないんですよね。そして、失点数はリーグ3番目(タイ)に少ないんですよ。こうやって見ると、なかなか凄い(良い)成績ですよね。
 ちなみにクルピ監督が過去に1年通して率いたとき(2010,2011,2013)のセレッソの得点数の平均は59.3点(最高は2011年の67点)、失点数の平均は39.0点(最少は2010,2013の32点)でした。攻撃的なイメージの強い監督ですが、失点も少ないのが少し意外でした。
 まぁ守備はロティーナの下である程度基盤ができたから、今まで以上に攻撃的にいきたい、っていうのであれば分からなくもないですけれども、この4チーム降格の年に、「監督交代」っていうリスクを背負うのは、いかがなものなのかなとは思いました。サッカーに絶対はないですけれども、あえて言うのであれば、ロティーナが続投していたら、多分残留は確定していたんですよ。多少戦力が抜かれたとしても、あのロティーナの守備基盤+清武、坂元のような両サイドに違いの出せる選手がいれば最低でも中位に留まることはできたと思うんですよ。そして、交代した監督がクルピさんっていうのもちょっと疑問でしたね。クルピさん自身もオファーがきたことに驚いていたらしいですし、詳しくは分かりませんがYouTuberなったみたいな話もありましたし、最後に見たのが2018年のガンバだったと思うんですけど、その時はなかなかひどかったですよね。私的にはそっちのイメージが大きいので、なんで?っていうのが少し大きいです。また、思考も変わりますからね。組織的なロティーナに対して(攻撃に関しては腹心のイバンさんがやってるらしいけど)クルピはある程度攻撃の部分では選手個人に任せるところがあるので、その辺がうまく作用すればいいと思いますけど、今のところは正直厳しいかなぁと思っています。セレッソサポーターさん的にはどうなんですかね。まぁ正直そこまで詳細の部分までは分からないので何とも言えない部分もあるんですけれども、もしこれを読んでいるセレッソサポーターの方がいらっしゃいましたら、是非ともコメントの方にその辺の意見を書いて頂けると嬉しいです。


全体的には監督交代も含めて少し不安の残る船出になるのかなとは思います。まぁ優勝争いをするか、残留争いに巻き込まれるかのどっちかになると思います。なんだかんだ中位にいましたってことにはならないと思います。個人的には軍隊のようだったセレッソがどのように変わるのか楽しみです。あと奥埜選手はいつでも完全移籍で仙台に遊びに来てください。心よりお待ちしております。

次回は「ヴィッセル神戸」編をお送りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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