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ベガルタ仙台「降格」を受けての雑感

皆様お久しぶりです。ノザマガです。先ほど、清水エスパルスがサンフレッチェ広島を1-0で下しました。そして、それと同時にベガルタ仙台のJ2降格が確定しました。正直、物心ついた時からずっとJ1にいたので、「降格」がどういうことなのかあまりピンときていません。というか、未だに降格の事実を受け入れられていないというのが正直なところです。当たり前のように感じていた「J1」という舞台が、当たり前でなかったことを痛感しています。

今日の試合に関しては、今シーズン先制された試合の勝率が0%である原因が顕著に表れた試合だったと思います。ボールを持つと手詰まりになるんですよね。結局、ビルドアップ問題は1年通してどうにもなりませんでした。まぁ、富田選手をスタメン起用している辺り、解決するのを既に諦めていたのかもしれません。ビルドアップができなくて、前線にターゲットがいない。そしたらまぁこうなるよな、とある意味納得する試合でもありました。


うーん、まぁどこで歯車が狂ったかといえば、いろいろあると思います。ただ、ここ1,2年で急に歯車が狂い始めたか言われればそうではなく、長年だましだまし誤魔化してきたものが、コロナによって一気に表面化してしまった。といったところでしょうか。正直、ナベさんが続投していたとしても似たような状況になっていたと思います。コロナによって多くのクラブが財政危機に陥りましが、それが顕著に現れたのは、私が知っているところJ1ではベガルタと鳥栖だけでした。それぐらい壊れかかっていて、それがコロナによって一気に崩壊した結果が債務超過だったのだと思います。2020年は債務超過の問題だけでなく、所属選手の不祥事も相まって最悪のシーズンでしたね。そのタイミングで就任した木山さんは、本当に運がなかったとしか言いようがありません。正直、怪我人が続出していなければ面白いサッカーをしてくれたのではないかと思っています。そういう意味でも、悪夢の1年間でした。

手倉森監督はどうだったんですかね。まぁこのような成績なので監督に対する批判も多いですし、もう少しやりようがあったのではないかと思う節もあります。ただ、間違いなく言えるのはすべての責任が監督にあるわけではないということです。オフの微妙な補強、シーズン途中で外国人選手が相次いで退団、夏の細々補強、と満足なサポートを得られなかった事実は間違いなくあります。多分、長崎時代の方が豪華な補強をしていたと思います。まぁゴール欠乏症はある意味必然だったのかもしれません。それにしても、あのアントラーズ戦に勝利していれば…と思うのは私だけですかね。あの試合がターニングポイントとなってしまった気がします。

ベガルタ仙台はこれからどのような道を進んでいくのでしょうか。本当にこのまま市民クラブであり続けることが最善なのでしょうか。
これは単純な疑問なのですが、ベガルタ仙台は自らが望んで「市民クラブ」であり続けているのでしょうか。もし、そうでないならば何が足枷となって市民クラブから脱却できてないのでしょうか。単純に買ってくれる企業がないとかなら仕方ない部分もありますが、昨年一時期囁かれたアイリス化の話もありましたし、そんなことはない気がします。(確証はないけどね)

市民クラブからの脱却と地域に根付かないチームはイコールでは繋がっていません。川崎フロンターレを見れば一目瞭然だと思います。正直、市民クラブであることのメリットが感じられません。フロンターレのような地域密着は感じられないし、鳥栖のようにユースから生え抜きの選手がバンバン出てくるわけでもない。私の目には、今のベガルタ仙台は市民クラブと謳っていれば地域に根差したクラブだと思ってもらえる。だから市民クラブでいる。そんなふうに見えます。(これはあくまでも私の主観です)

ヴィッセル神戸のようなスター軍団を作って欲しいわけではありません。ただ、毎年のように主力が引き抜かれる、ベガルタに縁のある選手を(全盛期に)獲得できない、そんな歯がゆい状況を脱してほしいのです。


そういえば、来期の監督はどうなるんですかね。個人的には手倉森監督続投に賛成です。ただ、これはあくまでも「1年限定で昇格できなかった場合は解任」という条件付きです。続投賛成の理由は、この現状で手倉森監督以上の監督が見つかる気がしないのと、少なからず今シーズンのベースがあるからという消極的なものです。スーパーな監督に来てもらえるならそれに越したことはありません。まぁないと思うけど。


ここまでグダグダと書いてきましたが、これからも今までと変わらずベガルタ仙台を応援していこうと思います。これを機にチームが好転することを願っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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