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J1補強診断2021「サガン鳥栖」編

 noteを開いて頂きありがとうございます。今回は、「J1補強診断2021」の19回目「サガン鳥栖」編です。
 毎度のことですが、たいしたことは書いていないので、気になったチームだけ読むもよし、なんとなく飛ばし読みするもよし、ゆるーく読んでいただければと思います。一応5段階評価と言うことでSからDまでつけさせていただきますが、あくまで素人の独り言ですので、温かい目で見ていただければと思います。
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サガン鳥栖 評価→D

 鳥栖も厳しいオフになったのかなと思います。まぁ財政難のなかでのストーブリーグだったので、ある程度覚悟はしていたと思うんですけれども、まぁ想像通りというか想像以上というか、厳しい現実が待っていたなという感じです。評価はDとさせていただきます(すみません)とはいえ、少なからず明るいニュースもあります。

加入選手から見ていくと、GKの朴選手の完全移籍移行(→横浜F・マリノス)、DFラインに田代選手(→栃木SC)、ファンソッコ選手(→清水エスパルス)、飯野選手(→ザスパクサツ群馬)、中盤に仙頭選手(→横浜F・マリノス)、島川選手(→大分トリニータ)、酒井選手(→大宮アルディージャ)、FWに山下選手(→ジェフユナイテッド)、謎の外国人コンビ2人と、各ポジションに補強がされた感じですね。そのなかでも、朴選手の完全移籍移行は大きいと思います。やはり丁寧なビルドアップを志向している今の鳥栖にとっては、いなくてはならない存在なのかなと思います。また、ファンソッコ選手も実績十分の選手なので、ある程度計算はできると思います。その他にも、中盤のフィルターとして島川選手、サイドの仙頭選手(まさか鳥栖で、仙頭・小屋松コンビが復活するとは)、そして田代選手ですね。田代選手には個人的にとても期待してるというか、頑張って欲しいなと思っています。2019年シーズンの最終節の決勝ゴールはすごい記憶に残っています。ただ、正直なことを言えば、全体的な小粒感は否めないです。財政難ということもあって、例年に比べて静かなオフになったのだと思います。ユース昇格の選手や、大卒の選手の下からの突き上げがあると競争も激しくなっているんじゃないのかなと思います。あとは、謎の外国人コンビ、ドゥンガとオフォエドゥですよね。ほんとに初めて聞いた名前なので、全く想像がつかないんですけど、とりあえず覚醒することに期待しましょう。

次に、放出選手を見ていきます。これがなかなか痛いんですよね。半分は財政的なことを考えて手放した、半分は引き抜かれたってとこですかね。おそらく手放したであろう選手から見ていくと、趙東建選手、安庸佑選手、レンゾロペス選手、チアゴアウベス選手ですかね。まぁ外国人の選手は、ある程度仕方がないというところだったんだと思います。人件費を削らなきゃいけなくて、育成型クラブにシフトしているということで、高年俸の選手を切った(切らざるを得なかった)のだと思います。そして、それより痛かったのが引き抜かれたであろう森下選手、原選手、原川選手です。昨年の鳥栖を支えた選手達で、将来性のある選手達なのでかなり痛い気がします。その他にも、高橋選手、宮選手あたりは、完全な主力ではなかったですけど、選手層のことを考えると痛いですね。やっぱり、若くて将来性のある選手はすぐに目を付けられてしまうんですね。それだけ若くて有望な選手が揃っているっていうことではあるんですけど、移籍金がどうなっているのか分からないので何とも言えないですけど、ヨーロッパのクラブみたいに育てて売るっていうサイクルを作っていくのもアリなのかなと思います。まぁそれでJ1に居続けられるのかっていうなると、また厳しい話になってくると思うんですけれど、いずれにしても厳しいストーブリーグだったかなと思います。あと、金崎選手の完全移籍移行も大きいですね。昨年はルーキーの林選手が一定の結果を残していますけど、まだ心もとない部分もあるので、できればいてほしかったとは思います。

監督は金監督の続投ということでした。金監督もベガルタ時代の渡邉監督(レノファ山口監督)みたいに、コーチから昇格して、予算規模の大きくないチームを率いて残留に導いているっていうところで、個人的には好きというか身近に感じる監督ではあります。そして、昨年からビルドアップのところに力を入れ始めたと思うんですけど、前半戦は厳しかったところもあったんですけど、後半戦になってからはボールも回るようになって、最後のところの決定力という大きな課題は残りましたけど、面白いサッカーをしていたなという印象がありました。元々ハードワークができるチームなので、その基盤があった上での「ポゼッション」というところなので、謎の外国人が大当たりして、15点ぐらい取ってくれれば、上位争いに食い込んでくる可能性もあると思います。とはいえ、はっきり言ってしまえば今年の目標は残留だと思います。まずは落ちない、そこにフォーカスしていくんじゃないのかなと思います。4チーム降格のシーズンなので、昨年の大量の引き分けをいかに勝利に変えられるかにかかってくると思います。個人的には好きなチームなので、ぜひとも残留して欲しいなと思います。

最終回は「大分トリニータ」編です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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