自分が一人情シスになったら、まずはIT資産棚卸から始める

世の中DXで騒がしい昨今、華やかなITの世界は色々あるのだろうけれど、実際は地味で泥臭いばっかりなのがこの世の常。

そんなどこかのビルの中で苦しんでいる、一人情シスをむちゃぶりされているあなたに捧げます。

何を持っているのかをまず把握する

前任者から適当な引継ぎをされて、とりあえず後はよろしくとばかりに投げられた状態からなんとかしようと思っても、まあ普通はどうしようもないはず。

何もわからないときにできるのはまずは現状把握。自社は何を持っているか。使えるものもあれば、いらねー！という負の遺産もある。いらないものは捨てなきゃいけないけど、知らないものは捨てることすらできないので、まずは把握把握把握。

棚卸するために必要なのはカテゴリ分け

さて、把握しようと思っても、わけもわからず始めても日が暮れるばかり。机の端からパソコンを数え始めてもいいけど、徒労感が増すばかりでしょう。

人間、白紙のキャンパスを渡されても困るけど、穴埋め問題ならなんとかやる気にもなるもの。ということで、まずは棚卸するにあたってのカテゴリを作ってみよう。あとは各カテゴリにどんなものがあるかを思い出していけばいい。

カテゴリだって、別に正解があるわけではないけど、まずは負担がないようにこれくらいから始めよう。

・アプリケーション(システム)

・インフラ(サーバー、パソコン)

・ドキュメント類(設計書、規程)

・その他

判断に迷ったらその他にぶちこむ！それくらいじゃないとめんどくさくてやってられないし。

とりあえずこのカテゴリを元に、今持ってるものをぶち込んでみよう。

次回はぶちこみ方。