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今、こんな気分


#今こんな気分

人生の流れが急に止まる(この表現で正しいのかな)
そんな経験はありますか?

昨日まで普通に流れていた(むしろ心地よすぎて退屈だった?)日常に
急に天からストップがかかって一時停止。
心も体も問題ない(と思っている)し、俗にいうハラスメント系もない。
何か問題があるのなら納得できるんだけど、とりわけこれだ!というようなストレスはない。
でも何かを訴えるように涙だけが理由もなく流れて止まらない。
なにも辛くないし、しんどくないんだけどなあ。

全ての物事には意味があるという言葉を信じる。
だから今進めないのも受け入れる。
受け入れるけど、こうなった理由が良くわかっていないから
だから腑に落ちない感は、確かにあるんだけど。
でも、今わからないってことは、
今わからなくても良いということなんだと思い込むことにしている。

そして自分は今、これまでとは違う道を生きようとしているんだと思う。
これまでの道は進めなくなってしまったから。
(みんなはその道普通に進んでるのになぁ。)
でも、結構心は落ち着いている方かもしれない。
むしろ、最初からこうなることが決まっていたというか、
言うなれば予定より少し遅れた感はある。
でも、この先どこへ行こうとしているのかはまだ決まっていない。
でも、今とは違う道なんだということだけはわかる。
この根拠のない自信はどこからくるんだろう?
せめてどこへ行くのかまで教えて欲しかったかなぁ。

新しいその道は、どこを向いても手入れされていない獣道なので、
当然ナビもなければ完全手探り状態。
周りの人から見たら、完全に社会から外された脱輪コース。
ボーリングでいうところのガーターなんでしょう。
でも、そんな道でも進まないとその先の景色は見られないよね。
どんな景色が待っているのかは行った人しかわからない。
そしてそこで得られる絶望や感動も。

経験した人って経験したことのない人と比べると、
比にならないくらい圧倒的にレベルが違うと思う。
何のレベル?大げさに言えば世界観というのかな。
話してみるとその違いが良くわかったりする。

一番それが顕著に表れるのが「共感する」ことだと思うのです。
共感って落とし穴だよね。と思うのです。
知識だけ持ってて分かった気になってるだけなのに、
例えば、身内を亡くしてふさぎ込んでいる方へに対して
相手の身になって「辛いですね」って言うとする。
自分はその辛さをまだ体験した事ないのに。
多分辛いのだろうと、これまで見て聞いて感じてきたいろんな情報と想像力をはたらかせて、表情まで作って、わかりますよ、私はあなたの味方ですよって顔して。「お辛かったですね」
間違ってはいないのでしょう。自分も違いには気づきませんでした。
例は違いますが、そのような共感を示すつもりで
慰めの声をかけた相手に「あなたは経験した事あるの?」と言われて、
正直に「いいえ」と答えたことがあります。
相手はこう言いました。
「あぁ…じゃあ、私の気持ちはあなたにはわからないわよ」
嫌味な感じは一切ありませんでした。この方の心の本心がそのまま言葉になってその人の口から出てきたんだということが分かりました。
そして同時に、その人の哀しみや喪失感がその空気の振動とともに
すうっと自分を横切っていった気がしました。
文学的だなぁ。いいえ、本当にそう感じたんです。
考えすぎと言われればそうかもしれません。
でも、自分には「違い」としてはっきり感じられたのです。

話が逸れました。
道はガーターなので仕方ありません。
どんな道でも進んでみないとその先の景色はわからないという話でした。
……多分、そうでした。
そして見ているだけじゃ手に入れることもできないんだよね。
自分の中に入れるってことは、体験/経験するということなのかも。
手に入れるためには、それに触れるためには、
自分の手を伸ばさないといけない。
つまり行動しなきゃいけないってことなんだね。
ウーバーみたいに、頼んだら向こうが自分のところまで持ってきてくれるわけではないんだよね。本当に心満たすものって。
そういう幸せも、もちろんあるとは思うし、否定はしません。
動かないで得られるなんて、これ以上の幸せないじゃない。
でも自分が本当に欲しいものってそれじゃない。

周りから見たら、お金もないし社会的地位もない底辺なんだろうけど、
でも、その人の価値って本来はその人がつけるものなんだと思う。
これは負け惜しみとか、負け犬の遠吠えなんだろうか?
人って弱いから。だから周りの目とか評価をすごく気にしている。
世間体を気にせず生きることができるようになったら
すごく楽だろうなぁと思う。


まだ頭の中整理できていないから、
本当に言いたいことが上の言葉たちなのか自分でもよくわからないけど。
もしかしたら今後整理されて、
少しずつ考え方は変わっていくんだろうけど。

でも、どんな状況下にいる自分でも、愛すべき自分でいたいなあと思う。

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