おもしろかった博物館を紹介したい1

以前の記事を見てくれた方は、私が博物館が好きであることを知っていると思います。

今回から、いままで行っておもしろかった博物館などを紹介していきます。
まずは民族系から。

ただ、私は並みの人より行っているつもりはあるが博物館巡りをする人間のなかでは少ないか標準的。行ったことある地域も限定されることも断っておく。

網走の北海道立北方民族博物館

ここは、わたしがはじめて博物館が楽しいということを認識した場所だと思う。
小学校中学年の頃に一度行っただけなので記憶が朧気だが記憶に残っていることを書いておく。今もそうではなかったり、間違っていたらスミマセン…。

ここは北方民族という名が冠している通り、アイヌを含む北方の少数民族についての民具を扱った博物館で、壁一面にたくさんのモノが置いてあったのを覚えている。
入り口に置いてあるワークシートを持って答えはなんだろう?とわくわくしながら駆けずり回って解説文のボードをすべて読んでいき、時間が足りない、まだ帰りたくないと両親を困らせた気が…。

アイヌに限らず、ウイルタ、ニブフ、さらにはイヌイトやサミなど多くの民族を扱っていた。
北方民族独自の美しい刺繍や紋様の織られた衣服や布製品があり、それぞれ北方独特の類似性もあるが、それでも民族ごとに特徴を持っているモノたちは大変輝いて見えた。

大阪の国立民族学博物館

知っての通り太陽の塔で有名な万博公園のなかにある日本で一番大きな民族系の博物館、通称みんぱく
圧倒的物量、圧倒的フロア面積、圧倒的文字量。
ここに行ったときは午後から行ったはずだが、
とにかくでかい、広いので、私みたいにしっかりキャプション全部読む見るマンは3日ないと全部は巡れないかも…。
さきほどの網走やこのあとの函館の方ではアイヌについて道民なのである程度知識があって補強していく見方をするわけですが、こちらのみんぱくでは北方に限らず世界各地の民族衣装やら民具やらが出てくるわけ。

知らないことを取り入れるときって脳ミソが沸騰して情報の吸収に一生懸命になるんですよね~
もう情報の氾濫が起きて頭のなかがバチバチして楽しかったですね。
でも実は半分もちゃんと見れなくて後悔してるので、また行くときは朝ごはんたくさん食べて、時間もったいないから昼ごはん抜いて。
一週間くらい近所で滞在して館内をじっくり見てたいですね。

函館市北方民族資料館

アイヌと周辺の北方民族に関する展示がある。
函館にしっかりしたアイヌの博物館があってビックリした覚えがある。
アイヌは文字文化がないので、基本考古資料、つまりモノによる歴史の調査と、周辺の国の資料に頼ることになるんですよね。
つまりモノがあることがいろいろな歴史の証拠になるわけです。
そこで、ここのみどころのひとつは山丹服が印象的であると思う。

アイヌは大陸の山丹人と交易があり、同時に和人とも交易していた。そこで中国の明(かな?)のものを山丹人からアイヌを通して松前藩の和人へ交易で伝わったのが山丹服で、和人はそれを蝦夷錦と言って重宝した。

この山丹服が展示してあるんですよ。
展示してあったのは龍の装飾がされた華麗なものです、是非見て…

あとここには丸木舟があったはずです…
木をくり貫いたものの上に、釘を使わずに縄で綴じるという珍しい船が(たしか)唯一現存しているんです。
展示はレプリカなんですが、博物館実習の一環でバックヤードを見せてもらったことがあって、本物の丸木舟が置いてあって、昔これで川か海か漕ぎ出していたんだ、と感慨深くなったり。
この博物館は小さそうに見えてボリュームがあるので結構オススメです。



と、今回はここまでにします!
博物館についてはどんどこ書いていきますので楽しみにしていただけたら嬉しいです。

紹介した博物館で好きな展示や思い出だったり、あとは皆さんの好きな博物館についてもコメントなどで教えてくださいね~

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