みー

海の近くに住んでいます。日々の暮らしの中で感じたことをつれづれと綴ります。

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最近の記事

ライアン・ゴズリング 薄幸なイケメン

ライアン・ゴズリングは好きな俳優の一人だ。顔立ちが際立って整っているいう訳でもない(と思う)のに、纏う雰囲気にどうにも目がいく。初めて観たライアン・ゴズリングの映画は「ラースと、その彼女」(2007年)で、現在のハマリ役の寡黙で孤独なキャラクターとは全く異なるが、言外で多くを語るその演技は素晴らしいものだった。ただ、この時点ではまだ私にとってライアンの印象はさほど強いものではなかったように思う。 彼の名前をはっきりと覚えたのは「ブルーバレンタイン」(2010年)である。 序

    • 大岡弘晃さんの絵

      2021年の11月、飼っていた老齢のミニチュアダックスフントの容体がぐっと悪くなった。12歳でアダプトしてから一緒に暮らしたのは3年ほどで、年齢も15歳6ヶ月になろうとしていたので、そろそろ覚悟を決めないといけないかもしれないと日々うっすらと考えていた。 仕事もテレワークになっていたのでほぼつきっきりでケアできていたものの、朝晩で変わる容体にばかり気持ちが行き、犬のことも自分や家族のこともどこか本当には向き合うことができていなかったように思う。 ある日、弱っていた犬の目に少

      • 「Coda あいのうた」を観て

        ラジオで紹介されていたのだったか、以前からタイトルは知っていたものの観る機会を失したままになっていた「Coda あいのうた」、配信サービスで新作表示されていたので観始めた。 海辺の町で代々漁業を営む一家、自分以外は耳の聞こえない父、母、兄と暮らす主人公の少女ルビー(かわいい名前!)。 夜明け前から家族と共に海に出て漁を手伝い、漁協では父と兄の代わりにセリの交渉もする。 家族の中で唯一耳が聞こえるルビーは家族から頼りにされているしっかり者だが、家族も自分自身も「ルビーがいなく

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