3プロセスサムネ

動画に映っていない”意図”を載せる!

今回は、動画にわざわざ字幕/テロップで

投稿者の意図を表現すべきである理由について教えます。


「確かに字幕があればわかりやすいけど、打ち込むのは大変…

と思っているあなた、必見です。

目次

結論
見える/見えないで違う
認知・判断・行動
僕の場合
まとめ


結論

結論から説明すると


動画では【投稿者の意図を可視化】できる。

人の頭の中は、普段なら見えない

でも動画なら、頭の中まで動画に示せる

それで視聴者にはわかりやすくなる】

だからテロップで表現すべきなのです。


見える/見えないで違う

僕のゲーム動画を例に説明します。


ゲーム動画では、プレイヤーの思考まで動画で表現したい場合

最も一般的なのが「ゲーム実況」です。

ゲームプレイしながら自分の声を入れるだけなので

環境さえ整えればわりと簡単ですが


プレイヤー自身の声色聞き取りやすさトークスキルの良し悪し等が

動画の面白さにそのまま反映されてしまう欠点があります。


これに対し、字幕での解説だと

字幕をわざわざ入力する手間はかかってしまいますが

視聴者は「可視化された文章を読めばいい」ので

必要な情報が“見える”からこそ、わかりやすいのです。


読み切れなくても最悪、動画を一時停止して見直せばOKなので

聞き漏らしや聞き間違いの心配もなく、ストレスが減ります


また、ゲーム画面をただ録画しただけの動画だと

プレイヤーの行動のみが動画に反映されているだけなので

視聴者が「プレイヤーの認知・判断まで知りたい」場合は

動画に表現されてないため、推測しかできません。


その「知りたい」「わからない」を埋める手段が、字幕/テロップです。


認知・判断・行動

この認知・判断・行動は自動車教習所でも教わることですが、

人が車を運転をするとき、操作一つひとつで必ず

以下のプロセスを瞬間的に行っています。

1. 目や耳で周囲の状況を把握する【認知

2. 把握した情報をもとにすべきことを決める【判断

3. 決めたことを実際に実行する【行動


ゲームでも同じように、ある操作ひとつをとっても

【認知】【判断】は必ず存在するのですが、


プレイ画面録画しただけのゲーム動画だと【行動】しかわからない。

これが視聴者に不便さを感じさせることがあるのです。

僕の場合

僕がゲームセンターで「ディシディア ファイナルファンタジー」

を遊び始める前、このゲームのプレイ動画を見漁ったのですが


大半の動画はゲーム画面を録画機でそのまま録画しただけで、

この〇分〇秒の場面で、プレイヤーはどういう意図で

どう判断してこの行動をとったのか?

がわからない動画ばかりでした。


初心者だったので、動画のプレイヤーの意図を予測することもできず

不便さを感じ、自分の動画では

初心者にもわかるように表現したい!」と考えました。

だから2017年7月の動画から、動画内に字幕を入れるようになったのです。

(初投稿時だけはYoutubeの字幕機能を使って

後付け入力しましたが、その次からは編集段階で入れています)


これを1年弱継続した結果、

「いつも参考にさせていただいてます」というファンが現れ、

僕がYoutubeからOPENREC.tvへ移った後も

動画を毎回待ち望んでくれています。


もちろん、これはゲーム動画の場合ですが、

他のジャンルであっても、認知・行動までちゃんと

視聴者に伝わる内容になっているのであれば、それだけで

「動画を見ているだけでわかりやすい」状態になっていると思います。


まとめ

無編集動画だと

認知】【判断】まで表現しづらい

だから、この2つをテロップで表現する。


字幕を入れるなら、これを意識するだけで

あなたの動画のわかりやすさがグッと変わりますよ!


動画にテロップを入れてみましょう!

以上、ダッシュKでした。

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ILLUSTRATION:©2017 YOSHITAKA AMANO

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