Studiologic SL88 STUDIO レビュー
こんにちは。ぼいどすです。リリースしてからだいぶ経つ製品ではありますが、マスターキーボードのSL88を購入したのでレビューしてみたいと思います。
購入の経緯
これまで使っていたステージピアノの鍵盤・・ベロシティの値が不安定になったため、入れ替えるべく購入しました。音源は無いけどライブする予定無いから(1台持ち出せるやつあるのでそれに繋いでもいいし・・)マスターキーボードでもいいか、ということで候補を考えました。といっても、10万円以下、88鍵盤、ピアノタッチとなるとかなり絞られるのですけどね。
88鍵盤がなぜ必要かというと、いったんこの広さに慣れてしまうと戻れない感覚あります。すごく弾けるわけじゃないけど、いちいちオクターブ切り替えるのも面倒に・・。そしてDTMではキースイッチにすぐ手が伸ばせる利点もかなり大きいです。
また、いろいろ試し弾きしてみたいところですが、田舎だと到底無理なので、同じメーカーの機種、Numa Compact 2が楽器屋にあったので参考にしたのですが、そちらよりも結果タッチは好みでした。
特徴
といっても、ハードウェア的にはシンプルなMIDIマスターキーボードです。コントローラーはXYのノブ3つ、ペダルを4つまで接続可能・・ぐらいのものです。スライダーが8つとかパッドがあるとか、そういうのは必要になったときに買えばいいかなと。とはいえドラムの入力も鍵盤の方で慣れてしまっているので、あっても多分使わないだろうなと。
MIDIの設定も、おおよそ考えられるパラメーターは網羅されていて、トランスポーズからベロシティーカーブ、4つまでのスプリット、コントローラーのアサインなどPCのエディタからも変更可能です。で、このソフトウェア部もシンプルなのがすごくいい!!あんまり凝ったものは操作性悪くなるので・・。
エディタ
ちょっと躓いたのがエディタソフトとキーボードの接続。GLOBAL/MIDIのページからMIDIIN2、MIDIOUT2を選択してCONNECTボタンを押す、というのは分かっていれば簡単なのですが・・・付属の日本語マニュアルには書いてなかったので、英文マニュアルを見に行く必要がありました。
嬉しい付属品
PS100というダンパーペダルとして使えるフットスイッチが付属してきます(販売ページを良く読めとも思うが付属するとは思わなかった)。最初、踏み心地優先で手持ちのダンパーペダルを使おうとしたのですが、YAMAHA・Rolandのダンパーペダルと逆極性で焦りました。取りあえず使えるのはいいのですが、ダンパーペダルとしてはちょっと使い心地わるかったなと思います(オマケに文句言うな)。その後、極性を変更できるペダルを購入しました。
上位機はいいらしいが・・・
SL88 GRANDのほうが鍵盤のタッチは当然優れているらしいのですが、その差額でプラグイン買いたいよな、という気持ちでした。(DTMerのみんな、そう思うよな?)
気になる点
自宅にずっと置きっぱなしならば気にならないと思いますが、ハードな移動を想定しているステージピアノと比べて筐体が華奢に思えるので、移動は気をつけたほうがいいと思います。でもまあ、そういう用途ならステージピアノを選んだほうがいいですね。むしろコストを押さえてくれたほうが嬉しい人が多いはずなのでダメな点ではないと思います。
最後に これまで使っていた鍵盤とかなりタッチが違うので、購入から1ヶ月経ってもまだ慣れない感じはありますが・・・そこは普段からいろいろな鍵盤に触れておいて柔軟性を高めておきたいなと思うきっかけになりました。リンクも貼っておきます(Amazonの方はアフィリエイトです)。というか買ったときより値下がりしてる!
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/225021/
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