チェンソーマン 漫画第一部感想メモ

正直に言えばよくわからなかった。でも読み終えたあとに熱く残るものがあったのは感じた。会えて良かったし読んで良かったし素晴らしい作品だったと思った。
まずカットひとつひとつや構成、演出が素敵でセンスが凄い。そして、まともであることの愚かさ。救いのない現実的な展開。死は平等に来て、誰もが苦しむもの。絶望が重なっていくし、ごちゃごちゃでもう目も当てられない感じになっていく。でもデンジが何度も立ち上がるのが、チェーンソーマンになってくのが、凄くかっこいい。特に最後の終わり方が大好きで余韻がひどかった。とても長い映画を見ていたような感じで、芸術的な作品。理解のその先の、言語化するより本能的な衝動を突き動かしていく。そんなような漫画だった。
ちなみにやっぱり気付いたらマキマに惚れてた。なんか無意識下で囚われてしまうね…。でもチェーンソーマンの女の子は全員味があって可愛くて良い。個人的にクァンセが良かった。セクシー!
男はデンジ。主人公好きになるのあまり無いけどデンジはむちゃくちゃ好きになってた。まず何かアクションをするときの原動力がくだらないことなのが良い。おバカでチャラくて、でもちゃんとやるとこはやって、強い!強さはバトルでのだけじゃなくて人間としても(過去も壮絶で半端ないし)強い。魅力ある主人公。二部も楽しみ!

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