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アーリーステージVCのカウントダウン・キャピタルが閉鎖へ

別のUS VCがファンドレイズしてから16ヶ月で投資を止めて、閉鎖することになった記事です。多い訳ではありませんが、この英断に至るには、単純にマーケットが悪いからということではない何かが他にもある、と考えるのが自然だと思います。


航空宇宙、防衛、その他の "ハード・テック "分野の新興企業に特化したアーリーステージのベンチャー・キャピタル会社であるカウントダウン・キャピタルは、1,500万ドルの新しい投資ファンドをクローズした後、16ヶ月で閉鎖することになった。

マリク氏は、VCの強力なリターン源であるSaaS(Software-as-a-Service)の成長が鈍化し、大手VCとの間で若い新興企業への出資をめぐる競争が激化していることを非難した。ハード・テック・セクターの新興企業数は投資家の需要に追いついていない、とマリク氏は言う。「専門的なアーリーステージ企業は、すでに限られたアクセスでは競争に勝てそうにありません」と、マリクはThe Informationが見た同社のリミテッド・パートナーへの手紙に書いている。TechCrunchが最初にこの閉鎖を報じた。

この発表は、多くの大手VCがこれまで避けてきた防衛技術関連の新興企業を、VC業界が最近受け入れていることのひとつの影響を示している。マリク氏は、アンドゥリル・バッカーであるアンドリーセン・ホロウィッツが2022年に「アメリカン・ダイナミズム」投資戦略を発表して以来、大規模な投資家からの関心が高まっていると指摘した。

高金利と公募市場の閉鎖がリターンに打撃を与える中、カウントダウンの閉鎖はまた閉鎖または投資を停止するVCの数は少ないが増加していることを示している。マリクは、カウントダウンは3月31日までに保留中の投資をすべて完了し、残りの資本をリミテッド・パートナーに返却すると述べた。

2020年後半の設立以来、カウントダウンはサイバーセキュリティ企業のガルバニックやサンフランシスコを拠点に製造自動化技術を構築するハドリアンを含む少なくとも12社の新興企業に投資してきた。

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