友達日記!

普段は少し込み入った内容のエッセイを書くのが好きなのですが、今日はただの大学生みたいな日記を書いてみたいと思います。

なぜなら、私ももう大学4年生。
本来なら卒業せねばならない学年です。
「大学生日記」へのためらいがないうちに、それを楽しみたいのです。

3月15日火曜日。

午前中の用事を楽しく済ませ、午後は特に用事がなかったのでずっとカフェにいました。
最近お気に入りのカフェがあり、よく長居しています。今回も思いっきり長居するつもりで、そのカフェに行きました。
カフェでは真面目に勉強しようと思っていたのですが、頼まれていた原稿があるのを思い出し、泣く泣くそれを書いていました。ややこしい文書を参考に引こうとして無駄な時間をかけてしまい、原稿は全く進みませんでした。

たまたま近くにいた先輩がそのカフェに来てくれたりなどして、楽しく時間を過ごしていたら、待ち人がやってきました。家に帰らずカフェにこもっていたのは、待ち人を待つためでもありました。
その待ち人は、違う学部の友達。普段はあまりいっしょにならないけれど、卒業する前にゆっくり話してみようということで、食事に誘ったのでした。

ちなみに、前日のその友人とのチャットは、こんな感じでした。

私「飲むの明日ですか?」

友「そーですぜー」

私「なにくう?魚?(※食事の日程を決めた時に「魚が食べたい」という話をしていた)インドカレー食べたい」

友「よい」

私「やったぁ!」

インドカレーを食べることになりました。

ちなみにこの友人は、東南アジア旅行を終え帰国したばかりで若干お腹を壊していました。
でも大丈夫。私は韓国研修から帰ってきたばかりのこの友人を、先輩と計画して韓国料理屋へ連れて行ったことがあります。おいしかったです。

友「正直ちょっとお腹壊してる」

私「えっインドカレー大丈夫なん?大丈夫大丈夫。いける。」

友「いたわりの気持ちを一瞬で消すな」

私「いたわりの気持ちを一瞬でも見せられるようになったのが成長やろ!」

この友人の場合、お腹が痛いのならばスパイスでより刺激して一気に直してしまった方がいい。私はそう思いました。
しかも、一瞬ではあるかもしれないけれども、いたわる気持ちを持つことができたのです。出会った当初、大学1年生の頃にはできなかった所業でした。

インドカレーは、なんとなく検索してあまり高くなさそうなところという条件でお店を決めましたが、お手頃価格でとてもおいしかったです。
今回は調子に乗ってお肉も含まれているセットを頼みましたが、タンドリーチキンにサモサ、絶品でした。また行きたいです。

カレーを食べつつ、進路のことや共通の友人たちの近況などを楽しく話しました。同じ大学の友達とゆっくり腰を据えて話すのは楽しいものです。
でも、「差別はなぜなくならないか」というテーマが一番楽しかったです。このテーマについてはいつか文章を書きたいと思いますが、「被差別者にとっての差別意識は暴力だが、差別する側にとってその差別意識が暴力であるという認識がないという場合が往々にしてあり、暴力であるという認識があったとしても、それを『嫌悪』を根拠に正当化している場合がある」と主張しました。そもそも、差別者と被差別者という二項対立から脱出しないとね、という話になりました。

一応、今年で卒業なので散り散りになってしまいますが、社会人になってからも繋がりを大事にして、いつかは一緒に仕事ができたら楽しいだろうなぁと思います。
とは言っても、私の周囲は4年で卒業しない人や大学院に進学する人がとても多いので、かなり多くの人がまだ大学に残るみたいです。人のことは言えません。

その後、未だに道がわからないという友人を駅まで送り、私は違う路線で、満員電車の席取りレースを無事勝ち抜いて帰宅しました。
前日になぜかテンションが上がって、深夜まで読書会用のプリントの製本作業をしながら中島みゆきをノリノリで聴いていた疲れがたたって、帰宅後はすぐに倒れて寝ていました。「空と君のあいだに」は名曲だと思います。
しかしあまりにも寒すぎて目が覚めて、パソコンを開いてしまって今に至ります。

結局何が言いたいかというと、インドカレーはおいしいということです。
地元にはあまりなかったインドカレーの店がたくさんあるので、この街からしばらく離れられそうにありません。今度はタイカレーも食べたいです。

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