2022/09/08 リゾバ日記 14日目 カール笑

・最近よく夢を見るし、朝起きても次の日になっても内容を覚えている。覚えてる夢がどんなにおもしろくても夢の話はすべからくつまらないから、具に教えることができないのが残念だ。

・あくまで私の場合だが、夢の話はつまらないというより、聞く気にならないと言った方が正しいと思う。それ聞いてどうなるん?と思っちゃったりするともう理解することができなくなり、結果つまらなくなる。意味がない話をしたくないわけじゃない。生産性がない会話は楽しくて好きだけど、生産性がない独白は別に楽しくないから好きじゃないのだ。夢の話はひとりよがりなことが多い。


・最近、スナック菓子が好きじゃないということに気づいた。嫌いでこそないが、食べたい瞬間がない。ポテチとかじゃがりことかプリッツとかハッピーターンとかほしたべよとか、友達のお母さんとかに出されれば食べるけど「食べたい!!」とは全然ならない。ましてや自分で買うなんてこともない。

・リゾーバ日記の熱心な読者は覚えているかもしれないが、数日前に親切な先輩がじゃがりこを買ってきてくれたことがあった。「ビールだけじゃ味気ないかなと思って」と気を遣ってくれたのだけど、これが全然減らない。マジで、一切食べようと思わない。もともとおつまみナシでもビールを飲める人間なので、じゃがりこを食べる理由がない。

・じゃがりこを食べることができるタイミングは、二つしかない。ひとつは先述した「友達の家で饗されたとき」で、もうひとつは「ピクニックや修学旅行のような雰囲気を楽しみたいとき」だ。たとえばなんでもない土日にふと思い立って、ばちばちのオシャレというよりはお出かけっぽい服装をして、小さめのリュックを背負って、お茶とおにぎりを持って、山あいの方まで出かけたりするようなことがあれば、行きの電車の中でじゃがりこを分けっこする。当然だろう。そういう時のじゃがりこが一番良い。おいしいとかじゃなくて、楽しい。

・「義務」としてのじゃがりこか「粋」としてのじゃがりこだけを摂取したい。できれば「義務」のほうは避けて通りたい。いま部屋にあるじゃがりこは「義務」のほうに近い。

・スナック菓子の話をもう少しだけ続ける。

・甘いスナック菓子に限っては、特定のタイミングでちょっと食べたくなる。それはアクション系の映画を見ているタイミングで、食べたくなるのはキャラメルポップコーンかキャラメルコーンだ。これも「粋」を意識している。映画といえばポップコーンみたいな気持ちが、私の場合なぜだかキャラメルに限定されている。

・あと絶対許せないスナック菓子もある。それはチーズ味のスナック菓子。カールとかチーズおかきとかうまい棒のチーズ味とか、あのへんは本当に苦手だ。苦手な食べ物はなんですか?と聞かれたら「チーズ味のスナックだけはちょっとどうしても…ってかあれか(笑)そんなこと言い始めたらイナゴの佃煮とかも言わなきゃダメになってくるか(笑)すんません(笑)」と答える。仮に「義務」のやつとしてカールが出されても食べない。それだけは勘弁してくださいという気持ちで残すか、無理やり友達に食わす。

……

・料理長から「今日は豪華刺盛りですよォ」と豪華刺盛りを手渡された。かつお、たい、ほたて、いか、えび。豪華だ。「うわーありがとうございます!めっちゃ嬉しいス」とお礼を言うと「俺なんかから貰っても別に嬉しくないわな」と返されて、(老人の卑屈なコミュニケーションめんどくせ〜)と思いながら「いやいやそんな、料理長からもらうのが一番嬉しいっスよ」と言った。ちょっと嬉しそうにしていて面白かった。

・お刺身を食べるために醤油をもらったのだが、苦手なタイプの醤油だった。←こんなこと書かなくていいだろ。


・仕事も終えて、お風呂に入る。リゾーバ日記の熱心な読者ならわかると思うが、私は以前夜の露天風呂に恐れ慄いたことがある。あのときは少し体調を崩していて、心も万全ではなかった。そういう内的要因が夜の露天を恐ろしいものとして演出したのかもしれないと思いリベンジしてみたのだが、拍子抜けもいいとこだった。怖くない。星がよく見えたり飛行機の点滅するライトが通ったりして綺麗だ。


・やはり良い。


・明日はおそらく午前で終わり、明後日は休み。やることいっぱいあるからやるぞ〜。

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