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パステル作家masaさん メモリアル展

今月頭の事をようやく書くことをお許し願いたい。
パステル作家masaさんのメモリアル展がアートエリアasi-paraにて開催された。
この記録を書くにあたってなかなか悩んだ。せっかくならしんみりとした気持ちで書きたくはない。そんなふうに書こうものならきっとmasaさんが悲しむ。
それには頭の中である程度熟成が必要だと思い、今鑑賞日記を書く。こうして書くと言い訳だ。重ね重ね申し訳ない。
まずこのメモリアル展にどういった心持ちで伺ったか、それはもう覚悟も何もなかった。勢いで行ったとしか言いようがない。
masaさんの作品をみてどう感じるだろう。思い出があふれだしやしないか。しんみりとした気持ちにだけはなるまいと思っていてもやはりなるのではないか。
しかしそれは天井まで届くmasaさんの溢れるような展示にかき消された。
壁面びっしりと飾られたmasaさんの原画達に迎えられた。それを見て私が思った印象は「masaさん、いるじゃん」といったものだった。
ハートと虹に溢れた空間。そこに悲しさはなく、眩しいような微笑みに溢れていた。
どこを見てもカラフルなハートと虹、そしてその中に書かれた言葉はmasaさんから言われているようだ。

向こうからでも元気をくれているんだなぁ。

ご家族にとってはこれらの作品は思い出に他ならないはずであるが、非売品を除いて原画もグッズも販売されていた。多くのmasaさんを想う方々にたっぷりな「思い」を分けて下さった。
感謝しかない。ありがとうございます。
私もポストカードを買わせていただいた。手元にいつもmasaさんの優しさを持っておこう。
膨大な作品の展示、作品から溢れる感情、あの会場で感じた思いは忘れることができない。
masaさんまたねー。

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