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5月6日

5月6日のマザーテレサの言葉
“貧しい人々の尊厳を認めなければなりません。貧しい人たちを尊敬し、尊重し、愛し、貧しい人たちに心から奉仕すること。よく私は、彼らこそ私たちからの大きな感謝を受けるべき人々なのだと思うのです。貧しい人たちは彼らの信仰、忍従、苦しみへの我慢強さを通して私たちに教えてくれます。彼らが私たちに、お世話をすることを許してくれているのです。私たちは、貧しい人たちに単なる同情や哀れみではなく、思いやりを持って接するようにすべきです。”

貧しいひととは、経済的なことではない。
困難に立ち向かっているひとのことである。
それぞれの人生航路でひとはそれぞれの困難に直面する。
違う人生航路の中で同じく別の困難に直面する私に、同じ人生の求道者であるあなたが示してくれる偉大さを、聖性を私に観させて頂ける。
あなたが私の別の姿であり、同じ聖性を担う求道者であるあなたのお世話ができることに温かみを感じざるをえない、と私は言えるだろうか。

私が感じる温かみは愛である。あなたが与えてくれた愛である。
困難は透明になることで、もはや困難ではなくなる。それはやがて聖性に至る。
困難とは聖性に至るための感情と意志のクイズのようなものである。しかしそこに至るには、必ず温かみが必要なのである。
あなたの中に聖性を、私の中に聖性を観る“感動”が私には必要なのである。

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