見出し画像

鑑賞 年末の句②

昨日も書いたように、今年はおせちは楽天で購入しました。
午前中に、宅急便で届けてくださったのですが、宅急便のお兄さん、とても忙しそうで、かなり舞い上がっていました😅
「大変そうですね。おつかれさまです。」と声をかけたら、
「今日は、かなりやばいっす。おせちがめっちゃいっぱいで💦💦💦」
「ごめんなさい。うちも忙しくさせてるうちの一人ですね。」
と言ったら、
「いや、忙しい方がいいハズなんすけどねー。」
😅😅😅
お兄さん、頑張ってくださいね💕

騒ぎゐることの寂しさ年忘/抜井諒一「真青」

「年忘」とは、いわゆる忘年会のこと。コロナ禍以降、忘年会の様子も随分様変わりしましたが、以前の忘年会は、多人数で、やたら賑やかでしたね。
でもその賑やかさの中にいると、一層寂しさを感じる・・・何となくわかりますね。

牛に眼があり大年の暗がりに/鈴木牛後「にれかめる」

「大年」とは大晦日のこと。鈴木牛後さんは牛飼俳人として有名な方です。大晦日といえども、休みなく牛の世話をしているのでしょう。晦日の夜、牛小屋へ牛の様子を見に行くと、牛が目を見開いてこちらを見ているのです。その様子を「牛に眼があり」と客観的に淡々と表現したことで、かえって詩情が生まれました。大好きな句です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?