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ワーキングホリデービザの申請から受け取りまで~2022~

はじめに

みなさんこんにちは、Ramawayです。
2022年6月27日よりドイツへ滞在しています。
ドイツ入国当初は「ワーキングホリデー」を取得し入国しました。

現在は帯同ビザの切り替え申請中なので、
ビザの種類は変わってしまっていますが、私が申請した当時の様子を書き留めました。

個人の体験なので、体系的な情報をご提供することは難しいかもしれないのですが、少しでも移住したい方の不安や疑問点を解消するお手伝いができたらいいなーと思います。

【免責事項】
・日本国籍を持っている方が読む前提でこのブログを記載しています。
・この記事は個人の体験をもとに記載をしていますので、必ずしも正確性を保証するものではありません。
・最新の情報を知りたい方はドイツ連邦共和国大使館の公式HPなど、各関連機関の情報を併せてご確認の上、渡航ください。

ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデー・ビザ(以下、WHVビザ)制度は日独両国の合意に基づくもので、日本の若い人たちにドイツの文化や日々の暮らしに触れる機会を 提供するためのものです。滞在可能な期間は3月以上1年以内、最長365日までとなります。またAuPair以外のドイツの様々な職場で働くことが出来ます。インタ-ンシップあるいは事前に労働契約がある場合には、ワーキングホリデー・ビザではなく就労ビザが必要となります。滞在期間中は、全期間に渡って同じ雇用主の元で仕事をする事が可能です。しかし、入国並びに滞在の第一の目的は、ドイツで休暇を過ごす事にある事が条件となります。

ドイツ連邦共和国大使館 総領事館「ワーキングホリデー・ビザ」

発行条件

申請できる人

● 日本国籍を有していること
● 18歳以上であり、申請時に31歳に達していないこと

【注意事項】
- 親族(子供など)が同行することはできません
- ビザを申請できるのは1回限りです。

申請場所

  • 日本

    • ドイツ大使館

    • ドイツ領事館

  • ドイツ

    • 管轄当局(通常は外国人局)


申請方法

本人が申請する必要があります。代理人は不可です。
ドイツに着いてからでも申請は可能ですが、できれば日本で申請していった方がいいと思います。ドイツの外国人局では一切日本語は使えないですし、難民優先なのでかなり発行に時間もかかる可能性があります。

【注意事項】
新型コロナウィルスやウクライナ侵攻の影響でビザ申請を受け付けていない場合があるので、公式サイトで確認もしくは直接お問い合わせください。

申請のタイミング

出発日の3ヶ月以上前~出発予定日の2週間前まで。
追加の書類を求められたりすることもあるので余裕をもって申請をしましょう。
私の時は出発予定日の1か月半前くらいの日に予約を取り、その1週間後くらいにビザがおりました。


滞在可能期間

3か月以上1年以内

申請料金

無料でした。


申請までの流れ

STEP1 必要書類の準備
STEP2 申請予約
STEP3 申請

です。

STEP1とSTEP2は同時で進められます。
予約が空いていない場合もあるので早めにやったほうがいいです。

STEP1 必要書類の準備

私は2022年5月に東京都にあるドイツ大使館でワーキングホリデービザを申請しました。
その際申請時に必要だった書類を記載しています。
ビザサポートなどはお願いせずに自力で書類は用意しました。

最新の情報ではないので、公式サイトをご確認ください。
(既に2022年9月から志望動機履歴書の提出が増えているようですね…。)

1.長期ビザ申請書 1部
オンライン上で必要事項を記入し、印刷をして持って行きました。
ドイツ語または英語どちらか選択できます。

2.誓約書 1部
虚偽がないことを誓約するもの。印刷し、署名をして持って行きました。

3.パスポート原本 および コピー 1部
パスポートの有効期限がビザの有効期限+3か月以上であること。
A4サイズで名前と顔写真が載っているページをコピーします。

4.証明写真 1枚
パスポートと同じ形式。(3.5cm x4.5cm)

5.往復航空券予約の証明書 1部
予約が確認できるもの。実際の購入証明である必要はないです。

6.旅行者用医療保険 および 旅行賠償責任保険の加入証明 1部
ドイツでの全滞在期間有効なもの。
歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものを提示する必要があります。

私はDr.Walter(ドクターヴァルター)という保険会社のEducare24 Mプランに加入しました。
加入方法はこちらの記事を参考にしました。

7.生活費支払い能力の証明 1部
1年間滞在する場合、最低2,000ユーロ以上
片道航空券しかない場合は、この2倍の金額を証明する必要があります。

過去3ヶ月の記帳のある通帳 および 過去3ヶ月分のコピー
名義人の名前が記載されたページのコピー(申請される前日に記帳された最新のもの)

【備考】
ネットバンキングの場合は、前日に過去3ヶ月分を印刷する必要があります。通帳はないので必要なし。

申請時に一番しつこく聞かれたのがこの明細です。(うんざりしたくらい)
結構細かくこの「振り込みは何ですか?」と聞かれます。

8.返信希望宛先を記載した520円のレターパック
または A4サイズの返信封筒
(ビザを添付したパスポートの郵送受取をご希望の方のみ)

-大使館申請の方:返信希望宛先を記載した520円のレターパック
-大阪のドイツ総領事館で申請の方:A4サイズの返信封筒。宅急便の着払いで返送することができるそうです。

9.ワクチン接種の証明書 原本 および コピー 1部
ワクチン接種後、住んでいる自治体で発行してもらう。無料。
現在はもう不要かもしれません。


書類で注意すること

1.2022年9月~必要書類が変わっている!
上にも記載しましたが、現在は「志望動機」と「履歴書」も追加で必要になったみたいですね。。。ワクチン接種証明は不要になったみたいです。
内容次第では落とされる可能性もあるので、確実にビザが欲しい方はサポートをお願いするほうが良いかもしれません。

2.口座証明は結構厄介
私は住信SBIネット銀行をメインバンクとして持っていたので、ネットで明細画面を印刷して持って行ったのですが、同一銀行の中で目的別口座というのを持てるんですよね。
貯金用とか、車購入用とか名前を付けて、お金を別保管するみたいな。
自分の口座内で振替しているのでその口座振替履歴も明細に載るんですが、ドイツ当局から別の銀行から預金残高のかさ増しをするために送金しているのではないか?と疑われるかもしれないのでってことで、申請担当のスタッフの方に何回も聞かれ、仕組みの説明をさせられました。
何回説明しても担当の方がこの仕組みを理解してくれなくて、とてもうんざりした記憶がありますw

STEP2 申請予約

大使館のWebサイトから予約を取ります。
私が申請した時も、割と早く取らないと結構埋まっていたので、書類の準備段階から並行して予約を取ったほうがいいと思います。

STEP3 申請

私は東京の広尾にあるドイツ大使館で申請しました。
流れはこんな感じでした。大体20分くらいで終わりました。

受付の方に予約時間と名前を伝え、パスポートを見せる

パスポートは返却、代わりにパスポート以外の本人確認書類を預ける
私は運転免許証を提出しました。変えるときに返却してもらえます。

ボディチェックを受ける

鞄と携帯電話をロッカーへ預ける
東京の場合は無料で利用できるロッカーがありました。

申請書類、パスポートを持って申請窓口へ向かう

予約済みなので椅子に座って待つ
時間になったら名前を呼ばれます。


おわりに

いかがだったでしょうか?
渡航までにビザの準備は大変でげんなりしますが、何かお役に立てたらいいなーと思いブログを書いてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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