いつも使ってるサイトに寄付をする

こんにちは

こんにちは。あなたは寄付をしたことがありますか?私は……たまにあります。精神状態がぶらぶらしているときにしがちです。

確認したところ最後に寄付をしたのは、「『yahooで3.11を検索すると10円寄付できるキャンペーン』に乗っかったスパム風のネタツイートで、騙されてリンクを踏むと寄付したことになる」というくだらないツイートを見たときでした。
踏んだから寄付したことになったよ、とかではなく「自分の懐は傷めずにイイコトしたような顔をしやがって……くそったれ……」とブチギレたので全然関係ない団体に自分の懐を痛めて寄付することにしたっていうやつです。

改めて書き出すと意味分からないですね……

しかし世にはムカつくことはたくさんあります。
例えば、Wikipediaの寄付の広告を笑う人たち。こうして笑う人たちは、「wikipediaに寄付すると迷惑メールのようにさらに寄付しろとメールが来るらしいぞ」と自分が経験したわけでもないのに伝聞でさらに笑います。ムカつきますね。こうして笑う人たちはいざwikipediaが閉鎖するとなったら「人類の知識の集積が失われる」と言ってみたり、「もっと早い段階から広告を収益の柱とする方向へ舵を切るべきだった」なんてしたり顔で言ったりするわけです。ムカつきますね。

勝手にムカムカしてきたので、個人的によく利用しているサービスに寄付をします。ついでに寄付サンキューのメールを眺めたりします。

Wikipedia

早速Wikipediaに寄付してみましょう。実は私もWikipediaに寄付をするのは初めてです。ワクワクしますね。

左のヘルプのツリーから寄付できるみたい。

早速寄付のページが出てきますね。いつも笑われている「皆様に心からのお願いです。」や、高すぎると言われる「コーヒー1杯分」の文字が見えます。

読者の2%は寄付をしている、意外と多い気もします。

金額の選択、一度きりか毎月寄付をするかが選択できます。クレジットカードの他にPaypalとGoogle Payが使えるようですね。
金額を選択すると手数料分も追加するかを問われます。どうやら大きい金額を寄付するほうが手数料は安く済むようです。

今回は500円。コーヒー1杯としては標準的な金額ではないでしょうか。

そのままカード決済を実施すると、定期的な寄付を勧められます。今回は一旦キャンセルしますが検討してみるのもいいでしょう。

続行するとサンキューなページに飛びます。アンケートもあるようです。アンケートの内容の詳細は割愛しますが、「寄付は初めてですか?」と言ったお決まりの質問から、Wikipediaに関してのクイズやイメージを問うもの、対応して欲しい決済方法など多岐にわたります。

サンクスメールはウィキメディア財団CEOの名義によるものでした。
個人的にはWikipediaは、「信頼できないが重要な情報源という意味で小さなインターネットのようなもの」だと思っていたりもしていて、「正確で信頼できる情報」とWikipediaを結びつけようという方向性に共感しているわけではないのでなんとも言えませんが、とりあえず寄付のページやメールまで自然な日本語になっていることは評価ポイントでしょうか。

Internet Archive

次はInternet Archiveに寄付をします。せっかくなので説明はWikipediaから引きましょうか。

インターネットアーカイブ (Internet Archive) は、WWW・マルチメディア資料のアーカイブ閲覧サービスとして有名なウェイバックマシン (Wayback Machine)を運営している団体である。本部はカリフォルニア州サンフランシスコのリッチモンド地区に置かれている。
アーカイブにはプログラムが自動で、または利用者が手動で収集したウェブページのコピー(ウェブアーカイブ)が混在しており、これは「WWWのスナップショット」と呼ばれる。そのほか、ソフトウェア・映画・本・録音データ(音楽バンドなどの許可によるライブ公演の録音も含む)などがある。アーカイブは、それらの資料を無償で提供している。

インターネットアーカイブ - Wikipedia

特性上、嫌いな人は嫌いなのかなあなサイト。個人的にはこの「アーカイブ」という活動については強く支持しています。何よりも「存続しなければならない」サイトだと思っています。あと、お金がかかってそう。

2002年10月から2003年1月までのわずかな期間存在したデイリーポータルの姿も残されています。(2003年1月以降はデイリーポータルZに名称変更)

早速寄付を始めていきます。トップページのメニューに「DONATE❤」のリンクがありますね。

フォーマットはWikipediaとほぼ同様です。仮想通貨による寄付を受け付けているところが特徴でしょうか。こちらも手数料分を追加で寄付するオプションがあります。

https://archive.org/donate

早速寄付をしました。サンクスメールは英語ですね。届くまでに少々ラグがありました。気長に待ちましょう。
名義はThe Internet Archive Teamでした。students,teachers,schoalarsと続くあたりに研究目的である意識が強く見えます。最もシンプルなサポートは使って広げることだ、とあるのでぜひこれを読んだ皆さんは使ってみてください。

実はInternet Archiveへの寄付はこの記事を思い立つ前日に行ったのでスクリーンショット不足

Vivaldi

最後にVivaldiに寄付をします。サイトではありませんが……
Vivaldiはちょっとマニアックなウェブブラウザですね。オタクが使うGoogle Chromeみたいなやつという理解で良いと思います。標準で十分な機能を備えていて拡張機能などに頼らずとも心地よく使える、大好きなソフトウェアの一つです。

Vivaldiはそもそも1営利企業により開発されているソフトウェアで、WikipediaやInternet Archiveとは立ち位置が違います。
何故企業が寄付を受け付けているの?というのは当然の疑問ですが、どうやら「寄付したい!」というユーザがたくさんいるので寄付を受け付けている、そういうことらしいです。気持ちはわかります。

FAQ | Vivaldi Browser

寄付ページはやや分かりづらいところにあります。「Vivaldiの未来のために」というページからですね。最小は5ドルから、選択肢から選ぶタイプです。寄付することで圧倒的感謝を得られるようです。嬉しいですね。

Vivaldi の未来のために | Vivaldi Browser

続けるを選択すると外部決済サービスのページへ遷移します。よく見るStripeの決済なので特に分かりづらい点などもないでしょう。JCBは使えませんが。

支払うとサンクスページへ。写真が楽しそうでいいですね。

サンクスメールはどうやらないようです。毎月課金のオプションもありませんでしたしずいぶんとシンプルです。もっと「あなたがいないと私は……」と言ってくれてもいいんですけどね……。私にとっては代替の難しいもののひとつなので、共依存させてほしいものです。

おわり

いかがでしたか?みなさんもお気に入りのサイトやサービスがあれば現金な方法で貢献することを検討してみるのもいいのではないでしょうか。実際には現金じゃなくてクレジットカードになるんですけどね!!!!!!!!!!うわつまんねっっっっっっ!!!!!!!!!!

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