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コロナ・ワクチン後遺症とギラン・バレー症候群

まず、ギラン・バレー症候群とは何か?から始めましょう。
次のような症状とされています。

  • 一般的には細菌・ウイルスなどによる上気道の感染や下痢などの症状があり、1~3週間後に両足に「力が入らない」や「しびれる」などが現れます。

  • 筋力の低下が急速に上方へ進行し、腕にもおよび、歩行時につまずく、階段を登れないに至ることがあります。

  • 顔の筋肉がマヒする、食べ物が飲み込みにくい、声が出にくい、物が二重に見える、呼吸が苦しいなどの症状が起こることもあります。

国内でもワクチンによるギラン・バレー症候群の多さから、厚生労働省は22年6月にワクチン分科会副反応検討部会における審議結果などを踏まえ、「重要な基本的注意」に以下を追加するよう指示がされた。

「コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)接種後に、ギラン・バレー症候群が報告されている。被接種者又はその保護者に対しては、ギラン・バレー症候群が疑われる症状(四肢遠位から始まる弛緩性麻痺、腱反射の減弱ないし消失等)が認められた場合には直ちに医師等に相談するよう、あらかじめ説明すること。」

確かにTwitter上にもギラン・バレー症候群と思わしき症状で苦しんでいるユーザーの投稿が見られる。

ギラン・バレー症候群が起こる原因

ギラン・バレー症候群はウィルスや細菌などによる感染症を引き金として免疫機構が活発になった結果、自分自身の末梢神経を攻撃してしまうことが原因として考えられます。ギラン・バレー症候群では50~60%に末梢神経の構成成分である糖脂質に対する抗体が検出されます。一部の細菌やウイルスがこの糖脂質に類似の構造物を持っており、免疫反応が起こった患者さんの一部に自己免疫反応が起こると考えられています。

ワクチン接種とギラン・バレー症候群との明確な因果関係までは分かりませんでしたが、ここでも自己免疫という言葉が出てきたことから、ワクチンが何らかの自己免疫の異常を引き起こす可能性が示唆されます。

ラン・バレー症候群の治療について

①免疫グロブリン大量療法
献血からつくられた血液製剤で通常は5日間点滴します。特に投与開始30分以内に頭痛などの副作用が出現する場合があります。

②血漿浄化療法
血液を採取し人工透析と同様の機械を用いて浄化します。一度にたくさんの血液を採取する必要があるため、首や足の付け根の太い静脈にカテーテルを挿入して行うか、手足に太い血管がある場合にはそれにプラスチックの柔らかい針を挿入して行います。治療中は体内の血液量が減って、血圧などが不安定になりやすいため速度を調整しながら行います。通常は週に2~3回、計4~5回行います。

こちら、コロナ・ワクチン後遺症クリニックでイベルメクチン等を取り扱っているクリニックです。ご参考まで


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