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見られて存在する

『お天道様が見ている』というのは科学的にあることだ、と言った人がいた。
量子力学の観測者効果を踏まえての発言だった。
観測者効果は、対象を観測する観測者がいることで初めてその対象は物質(=粒子)として存在する、というものだが(観測されなければ可能性の波(=エネルギー)の状態で存在している)、ひょっとするとそうなのかも知れない。
まだ実証出来ていないだけで、実は私たちは誰かに観測されているがゆえに身体を持ってここに存在しているのかも?
古の人々は自分たちの遥か上に居る何かを感じ取り、畏怖し、お天道様と呼ぶことで自分たちを律し、よりよくあろうとしてきたのだろうか。