休学に至るまで
私が看護大学を半年で休学した理由は、精神的な理由でした。
「ちりつも」と表現するのも少し違うのかな、と思いますが、ある時突然、自分の中で糸が切れたみたいな感覚になったのは確かです。
もともと真面目な性格だった私は、周りの期待に応えることに価値を感じていました。
もちろん、看護師になりたいのは困っている人の助けになりたいという思いからです。
しかし、頑張れば先生や親が褒めてくれる、喜んでくれるという考え方をしていました。
その考えから不本意な選択をすることもしばしばありました。
高校生の時、はじめて心が壊れかけました。
各方面からの課題をこなそうとしたことによるキャパオーバーでした。
なんとか持ち直したものの、心は脆くなってしまって、メンタルに大きな波を感じるようになりました。
無事に志望大学に合格したあとは、急に不安が大きくなりました。看護の世界に踏み入れることを本能が恐れていました。
でも、自分が決めた道なんだ、もう引けないんだ、頑張らないと…
頭にはそんな考えばかりが巡り、誰にもしんどいっていえなかった。
そして夏が終わる頃には、眠れない、食べられない状態になり、実家に帰ることになりました。
この頃は毎日消えたい、死にたいと感じていました。
その後、大学のカウンセリングを受けて、しばらく休憩しましょうとなってあっさり休学が決まりました。
この時、ほっとしたと同時にここまで積み上げたものが一気に崩れていく感覚がしたのを覚えています。
以上が休学に至った経緯です。
纏まりのない文章ですが、ここまで読んでくださってありがとうございました。
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