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学級通信を始めたきっかけは? (学級通信1年目)
右も左も分からないまま小学校教師になった1年目。
2年生の学級担任をさせていただきました。
学年は4クラス。学年部にはベテランの女性陣、級外に初任者指導員、他校との兼任で初任者指導員と、手厚いフォローがあった時代です。
なぜ学級通信を発行するようになった?
ある初任者研修でのこと。
他校の初任者が、「自分は学級通信を発行していて…」と見せてくれました。
すごい!と思ったのと同時に、私もやってみたい!と思いました。
自校に帰り、相談してみると「やってみたら良いのでは?」と後押ししていただき、すぐにPCに向かったことを覚えています。
後先を考えず、突っ走る。初任者の勢いってすごいな…。
タイトル:たけのこ
・筍は、1日に数十cmも伸びる⇒どんどん成長してほしい
・筍は、茎が地面の下でつながっている⇒みんなの心がつながるように
(記事のトップが学級通信のタイトルで使用していたものです。
絵はPCで描きました。まさかのトラックパッドで自作…。)
発効頻度:1か月に1度くらい
授業のこと、校外学習や行事のことを紹介することが多かったです。
文字も多く、学校でのことをしっかり伝えようと、写真もたくさん貼り付けて両面で発行することも多々。
![](https://assets.st-note.com/img/1673129072229-t3x9iHG5aR.png?width=800)
学級の掲示物を紹介することもありました。
授業で発表された「言われたらうれしい言葉」です。
意外なことは、この掲示物は授業の中で子どもたちと一緒に作成したものでした。
放課後に作成し、掲示する。翌日、子どもたちに気付かれないこともあります。
また、授業の中で作成することで、放課後の時間も確保できるので、当時から働き方改革ができていたのかもしれません。(全然意識していなかったですが…)
ある女の子との出会い
とても特徴的な子がいました。
授業では課題をやらない。休み時間から戻ってこない。
指導がなかなか入らず、トラブルも多い子でした。
保護者の方と電話で話したり、学校で面談したりすることも多かったです。
いわゆる、「手を焼くお子さん」でした。
じっくり時間を掛けて話を聞き、私の思いも伝え続けました。
体を動かしたり、絵を描いたりすることが得意だったので、これらを生かして指導をしよう…と試行錯誤をしました。
初任者としてのまとめの研究授業。
授業の冒頭で指名をして、本時の見通しを持ちつつ、やる気をアップさせようと構想しました。
そんな時、トイレから戻ってこなかったため、プランが崩れたことも今になっては良い思い出です(笑)
年度末、「先生のことを絵で描いてあげる。」と小さい紙に描いてくれたイラストは今でも大切に持っています。
シールを保存するファイルに入れています。
その後、学級の子たちに「この絵は~?」と聞かれたときは、
「初めて先生になった時のクラスにね、絵を描くことが得意な子がいてね…」と伝えています。
初任者=スポンジ
何もわからないからこそ、教わったことをどんどん吸収できました。
大規模校だったので、いろいろな先輩の授業を拝見することができました。
真似したいと思ったことを挑戦し、自分流にアレンジできることを模索していました。
吸収して終わりにするのではなく
それを出力することで、さらに吸収する。
今でも、吸収(新たな学び)は大切にしたいですし
出力(学んだことを伝える)ことも、同じくらい大切にしていきたいと思います。
【「えがお」を大切に 焦らず、誠実に、前向きに】
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