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お金と欲望!映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の紹介


この前『華麗なるギャツビー』を観たので、レオナルド・ディカプリオつながりで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を紹介したいと思います。
この映画を一言で言うと、とにかく下品です笑
お金や派手なパーティーなど大騒ぎの映画ですが、なんか好きな映画の一つです。


2013年に公開されたアメリカの伝記映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの半生を描いた作品です。名匠マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオ主演という豪華布陣で、華麗な成功と破滅のストーリーを描き出しています。

あらすじ

舞台は1980年代のアメリカ。20代後半のジョーダン・ベルフォートは、ウォール街で成功することを夢見て証券会社に入社します。持ち前の才能とカリスマ性でたちまち頭角を現し、26歳で自身の会社「ストラットン・オークモント」を設立します。

ベルフォートは、株の売買で巨額の富を築き上げます。その秘訣は、違法な手段で利益を上げるというものでした。顧客を騙し、インサイダー取引を行い、莫大な富を築き上げます。

ベルフォートの会社は、あっという間に成長を遂げます。社員たちはベルフォートの豪遊生活に憧れ、競うように不正行為に手を染めていきます。

しかし、ベルフォートの不正行為はFBIの目に留まります。捜査の手が迫る中、ベルフォートは仲間を売ってまで自分自身を守ろうとします。

ベルフォートは、最終的に逮捕され、服役することになります。しかし、ベルフォートの豪遊生活と破滅のストーリーは、多くの人々を魅了し続けました。

おすすめポイント

1. レオナルド・ディカプリオの怪演

本作でレオナルド・ディカプリオは、金と欲望にまみれたベルフォートを怪演しています。コミカルな演技からシリアスな演技まで、幅広い演技力で観る人を魅了します。

ベルフォートの豪快な性格や、常軌を逸した行動は、まさに狂気の沙汰。しかし、その底にはどこか憎めない人間らしさも見えます。ディカプリオは、そんなベルフォートの魅力を存分に表現しています。

『華麗なるギャツビー』では謎の富豪を演じ切ったディカプリオですが、この映画のディカプリオは同じ富豪でも全く真逆の富豪像を演じております。

金に意地汚く悪いことも平然と行うベルフォードを良く理解しているからこその演技だと思います。

2. 圧倒的なスケール

本作は、ベルフォートの豪遊生活をこれでもかと描いており、とにかくスケールの大きな作品です。高級マンション、ヨット、美女など、お金で買えるものは全て手に入れるベルフォートの退廃的な生活は見る者を圧倒します。

特に印象的なのが、ベルフォートが開催したパーティーのシーンです。数百人の客を招いて行われたパーティーは、まさに富と欲望の狂乱。ベルフォートの豪奢な生活ぶりを、細部まで描き上げています。

3. ウォール街の裏側を描いた社会派ドラマ

本作は、華やかなイメージとは裏腹なウォール街の裏側を描いた社会派ドラマでもあります。ベルフォートの不正行為を通して、資本主義の闇の部分を浮き彫りにしています。

ベルフォートの会社で行われていた不正行為は、決して許されるものではありません。しかし、その背景には、金儲け第一主義の社会風潮があったことも事実です。本作は、私たちに金と欲望の恐ろしさを考えさせられます。

まとめ

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は、刺激的でエンターテイメント性あふれる作品ですが一方で、金と欲望の恐ろしさを考えさせられる作品でもあります。
本編でのベルフォードと父親の会話の中に「俺は部下たちの憧れでないといけない」というセリフがあります。
これはベルフォードという人物が周りにどう思われようが、我が道を進むという意思を感じました。
未視聴な人もベルフォードのカリスマ性に魅了されること間違いなしだと思います。

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