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桜といえば


実家を家族葬ホールとして利用してもらっています。先日、庭の大掃除をしてもらいました。


作業前、作業後の写真を写メで何枚も送ってもらいました。
が、あまりちがいがよくわからない(笑)。
できたら作業している人たちの後ろ姿でいいのでほしいです、とリクエスト。
「ああ、気づきませんでした」
と掃除をしていただいた社長の川原さん。いつも率先して前に立つひとで、下は、清掃後にライトアップされた、じさを荘。

ご利用いただいているあゆみセレモニーのHPもリニューアル(進行中)され、イメージキャラクターの円広志さんが印象に残ります。いいかんじ。

川原さんのところの自慢は花。生花の鮮度はもちろん、そのひとにあった、たとえば阪神タイガースの大ファンだったんだろうなあとひと目でかわる「オリジナル祭壇」。
結局どこも一緒。問題は値段だという考えもありますが、まあ、見て楽しい(もちろん弔いはかなしいものだけど、一瞬でも忘れさせる)。あんなこと、こんなことあったなあと想い出がわき上がるのはうれしいかなあ。

父がなくなったのは、桜の開花前で、子どもの頃の実家には桜の樹があり、「🍒食べるか」と庭で摘んだのを渡されたことを思い出したので、祭壇に桜があればというと、「まだ早いと思いますが、探してみます」と葬儀社のひと。
もうちょっとで見れたのになあと。残念やったねえ。
そうしたら翌朝「ありました」と。祭壇に桜の枝を見たときは、いい葬儀屋さんだなあとおもったものです。

川原さんはその父の葬儀のときにはまだ霊柩車の会社で働かれていて、祭場まで彼が運転する車に乗せてもらいました。

後に桜の話をすると、
「そうなんです。がんばっちゃうんですよ。故人さん、どんなひとやったんやろうと想像したりしながら。ぼくらが出来ることってそれぐらいしかないですし」


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