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お金の流れを追う


捜査機関

捜査機関といえば、一般の人が思い浮かべるのは警察だと思いますが、国税庁も捜査機関であったりします。
その中でも大型案件を取り扱うのが通称マルサ。
今では映画の影響もあり隠語であった「マルサ」が有名になり過ぎた為、別名で呼ばれているとのことです。
国の力には直接的な武力行使である自衛隊や警察があるけど、国民のお金を徴収する国税も力のある組織です。

リクルート事件

多くの政治家がかかわった「リクルート事件」を知っていますか?
この事件が有名になったのは公開前のリクルート株を多くの政治家にくばったことにより検察が動き大スクープになっていたのですが、実は検察よりも前に国税は犯罪の実態を握っていました。
ただ、国税は徴税の為の組織、捜査段階で刑事事件の証拠を知り得ても脱税の立証までは他の捜査機関に情報を出すことはありません。
今ならなおさら脱税立証後も情報を出すことはないでしょう。
国税は他の捜査機関と連携する必要がないほど捜査能力と捜査権限がありますから。

マネロン

どんな犯罪で手に入れたお金であっても多すぎるお金は、その痕跡を消すことはなかなか難しく、特に犯罪により手に入れたお金は表のお金同様に使用することはできません。
その為、マネーロンダリングという手法が必要となるんです。
ただ、どこの国の徴税機関も課税逃れには非常に厳しい態度でのぞみます。
最近話題になった大谷君の通訳の水原通訳逮捕は脱税による捜査で犯罪が露見した訳ではありませんが、お金の痕跡は消すことが難しいという一例です。

新札発行

今年7月、日本では新札発行というイベントがあります。
この新札、キャッシュレス全盛の今の時代では、変わった後でもそう頻繁に出会うことはないと思います。
新札発行の狙いは、第一はセキュリティ強化、第二には紙幣作成の技術継承です。
で、ついでに高齢者のタンス預金を吐き出させ銀行に入金させるというのもあるとは思いますが、詐欺組織はここぞとばかりに狙ってくるでしょうね。
国税や国はタンス預金をマイナンバーに紐づけてトレースしたいんでしょうね。

#お金は続くよいつまでも #国税#検察#徴税#脱税#マネロン#捜査機関#新札発行#マイナンバー#詐欺

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