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沖縄移住記録 8ヶ月目(2022年11月)

横のつながりが強化された1ヶ月

生活も落ち着き、地域のイベントにも参加し、離島周りもしたりなどで、ひと段落着いた。協力隊という仕事をしている以上、協力隊の横の繋がりだけではなく、地域の人たち、県関係者など、色んな繋がりがあればあるほど活動がしやすいということを実感し始めた。
11月は、大きなイベントがいくつかあったので、それらによって、人との繋がりが一気に強まったことを感じられた。

粟国島ビジネスキャンプ

今月、いや、協力隊を4月に始めて以来、最も大きなイベントとでもいえる粟国島ビジネスキャンプ。これまでのイベントは、どちらかというと私が主催というよりは、同行であったり、視察といったものが多かったが、このキャンプは、主体となってイベントを開催したので、気合いの入れ方が違った。主催側なので、プログラムの作成から、参加者への連絡、物の買い出しなど気が抜けないことばかりで、軽いノリで企画したものが大がかりなものになった。
通常は、沖縄県だけの協力隊を対象とするが、今回は全国の協力隊も対象としたので、より幅広い関係性を築けた。参加者の方々も横の繋がりができたことに満足していただいており、大変だったが、やってよかったと思える。

全国の地域おこし協力隊の皆様

※詳細については、別の記事「粟国島ビジネスキャンプ」をご覧ください。

多良間島島むすびワーケーション

こちらも、粟国島ビジネスキャンプに続いて、濃厚なイベントとなった。今回は、参加者・視察側として参加しているので、主催者としてのプレッシャーはないが、イベント企画者の視点に立って視察できるよい機会となった。
参加者は、沖縄県内外の一般の方、フリーのカメラマン、元協力隊のサポーター、現地コーディネーターと、バラエティに富んだメンバーであった。

プログラム内容は、島内ツアーを兼ねた謎解き、追い込み漁、ビーチクリーン、地元のおじいとの交流会、多良間島の伝統料理を味わうBBQなど、盛りだくさんの充実した内容だった。

美しい海には海外からたくさんのゴミが漂着します

ワーケーションという以上、島でワーケーションを行うのが一つの目的だが、プログラムの内容が充実しすぎていて、結果、デスクワークをする時間があまりなかった。ただ、デスクワークであれば、離島でなくてもできるので、島ならではの環境を活かしたワークショップのような普段使わない頭を使わせてくれる機会が多くてよかった。

夢パティオという宿泊施設でワーケーションする様子

比較的長めのプログラムだったとの、ちょうどワールドカップ期間中で、初めて顔を合わせる人たちとの観戦も大盛り上がりで、一気に距離が縮まった。ツアーに参加することは長らくしていなかったが、プログラムの仕掛け次第で、短期間だからこそ生まれる人間関係の強さが面白いと思った。

世界のウチナンチュー大会/うちなー地域づくりフェスタ

5年ぶりに開催されたウチナンチュー大会。世界各国に移住したウチナンチューたちが集まった。戦前・戦後に、沖縄からハワイや南米には多くの方が渡ったが、その人たちのことを今でも大切にしているのが、沖縄らしい文化と感じた。大阪や東京で、移住者が集まる会というのを国をあげてやることを見たことがない。それくらい、沖縄は、家族や血筋を大切にする。

世界のウチナンチュー大会のステージ

この大会には、県庁の職員の方たちと一緒に参加したので、大会に出てくる有名な沖縄の芸能人のことなどについて解説してもらえてよく理解できた。
BEGIN以外にも、紫というロックバンドや、ディアマンテスといったラテン系バンドもかなり有名らしい。



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