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気仙沼バルの中の人に聞く(4)

気仙沼バルは2013年から「食でつながる 街がつながる 笑顔がつながる」をテーマに宮城県気仙沼市で開催されているイベントです。バルのチケットを購入することで、バル参加店舗の提供する自慢の一品とワンドリンクのセットや物販商品を楽しめます。
そんな気仙沼バルは今回で10回目の節目を迎えます(開催期間:2023年7月7日から9日まで(3日間))。「気仙沼バルの中の人に聞く」をモットーにバルに関わる人たちにお話を伺います。第4回は畠山亮さん(American Darts Bar A.、気仙沼バル実行委員長)に伺いました。

畠山亮さん



気仙沼バルにはいつから参加されていますか。

 店舗(American Darts Bar A.)としては以前から出店しておりましたが、私がバルへの出店で関わり始めたのは2019年からです。はじめはバルがどういったものなのかが分からず戸惑いましたが、実際に出店し経験することで少しずつ理解を深めてきました。バル当日は早めに開店したり、バル特別メニューを用意したりといつもと異なる準備が必要なため最初の頃は大変でした。

 振り返ってみると、前川英さん(American Darts Bar A. オーナー)がバルに出店したり、バル実行委員長を務めたりしていたのも、気仙沼バルで店舗に来ていただき、店舗のことを知ってもらいたいと考えていたのではと思います。私も同じ考えで、お客様は知らないお店については敷居を高く感じてしまう場合があるかと思いますが、ダーツバーはくつろげる雰囲気がありみんなで楽しめる場所です。実際に来店いただくことで、「お店のイメージが変わった。」というお客様がこれまでにもいらっしゃいました。

気仙沼バルにはどのような魅力がありますか。

 今回もバル参加店舗数が50を超えていまして、これらの中から行きたいお店をご自身で探して選べることが魅力だと思います。気仙沼バルではこれら店舗の提供するバル特別メニューと場所が掲載されたバルマップ、バル特別メニューを楽しむためのバルチケット(半券3枚綴り)があります。マップを見て気になるお店を見つけたら、あとはチケットを持って入店するだけで楽しめます。この意味で気軽にお店へ行けると思います。

気仙沼バル実行委員長をここまで務められていかがでしたか。

 今年3月のバル実行委員会に参加した際に、今回のバル実行委員長として推薦されました。この際に「頑張ります。分からないこともありますけどよろしくお願いします。」と挨拶したことを今でも覚えています。初めてですので分からなくても当然かな、実行委員長をやっていくうちに分かってくることもあるんじゃないかと思いました。実際に、実行委員長として参加してみて、中小企業診断士や気仙沼地域戦略の皆さんのおかげもあり、バルの仕組みへの理解が深まっています。

 バル実行委員長としての活動が気仙沼バルを運営立場で知る良いきっかけや勉強の機会になればと考えています。特に、気仙沼がこれからどんどん発展していってくれればという思いがありますので。

今後のバルへの期待について教えてください。

 気仙沼バルがこれからもずっと続いて欲しいと思います。バルには様々な店舗が参加していますので、お客様には馴染みの店舗だけでなく、これまで行ったことのない店舗にも来ていただき、その店舗のことや魅力を知ってもらいたいです。また、バルを開催していない時期でも来ていただければと思います。

 私は以前お酒を飲まなかったので、今働いているダーツバーが気仙沼にあることを知らなかったんです。お酒を飲むようになり、居酒屋に行きたいと思って調べてみると、身近なところに居酒屋やダイニングバーがあることに気づきました。興味を持つことによって、気仙沼にはこんなにも店舗があることに気づいたのです。このバルをきっかけに、お客様にも私が体験したようなことを経験いただければと思います。


ぜひ気仙沼バルへお越しいただき、楽しんでいただければと思います。また、気仙沼には様々な店舗がありますので、これを機会に知っていただければ嬉しいです。


10回目の気仙沼バルは2023年7月7日(金)から9日(日)までの日程で開催を予定しています。今回インタビューにご協力いただいた方々も現地で皆様をお待ちしておりますので、ぜひ遊びに来てください。

気仙沼バル特設ページ https://kesennuma-kanko.jp/kesennumabar/

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