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食の愉しみ

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美味しい食体験をレポした自分の記事をまとめています
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記事一覧

藤色に包まれて(^O^)

洋の東西を問わず、古来、高貴な色とされてきた紫。 淡い青みを帯びた紫色の花、藤も、何とな…

白金台でアート散歩 ~東京都庭園美術館&松岡美術館~

今日は初夏の日差しが降り注ぐ白金台にて、東京都庭園美術館でアールデコ建築を、松岡美術館で…

観劇感想『GOOD-善き人-』

杉村春子の『女の一生』 山本安英の『夕鶴』 これらに比肩しうるような「俳優と戯曲の出会い」…

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草津と京都の春 その2

旅の続きです。 二日目は朝早く起きて京都に移動。 電車とバスを乗り継いで、開苑時間の9時を…

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草津と京都の春 その1

東京の桜は例年より遅く咲き、花散らしの雨風であっという間に終わり。 春を満喫すべく、関西…

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小さきものは、みなうつくし ~ 枕草子

「何も何も、小さきものは、みなうつくし」 「枕草子」の一節ですね。 古語で「うつくし」と…

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早春の上野公園で美術館をはしご♪

上野の東京都美術館で開催されている印象派展 モネからアメリカへ~ウスター美術館所蔵~を観てきました。 ボストン近郊にあるウスター美術館の印象派コレクションを中心に、印象派の革新性とその広がりを紹介する展覧会です。 今年、2024年は、第一回印象派展の開催から150年になるそうで、モネやルノワールら印象派を代表する巨匠から、ヨーロッパでの印象派の発展、アメリカや日本で印象派の影響を受けながら独自の画風を切り開いていった画家たちまで、印象派の諸相をみることができます。 展示作

映画『コット、はじまりの夏』~瑞々しい感性が芽吹くとき~

とても繊細で瑞々しく、詩情豊かな映画を楽しみました。 アイルランド映画『コット、はじまり…

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『癒やしの日本美術』展@山種美術館

2024年観劇初めの『オデッサ』に続き、美術展初めに出かけました。 恵比寿の山種美術館で…

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三谷幸喜の新境地:『オデッサ』観劇

当代きっての人気劇作家の一人、三谷幸喜の3年半ぶりの新作『オデッサ』を池袋の東京芸術劇場…

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冬の薔薇のように…

東京のよみうり大手町ホールで公演中のミュージカル『ジョン&ジェン』を観てきました。以下、…

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『100%モネ』の贅沢

『100%モネ』すなわち「展示作品のすべてがモネ」が売りの眼福な展覧会を『上野の森美術館』…

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ステンドグラスと湯煙と紅葉の旅~2023年の晩秋@湯布院

小樽、金沢、那須、伊豆高原、掛川、そして湯布院…。 これらの土地の共通点、おわかりでしょ…

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『メア・トルメンタ・プロペラーテ』を生声で♪ ~ 村松稔之 カウンターテナー リサイタル

いつまでも暑かったかと思えば、快適な秋は超短くて早くも初冬の空気に。 温暖化の進行を強く感じる今日この頃です。 「芸術の秋」を楽しむべく、カウンターテナーの歌手、村松稔之さんの自主企画リサイタルに出かけてきました。 カウンターテナーの生の歌声は、この夏に初めて聴き、あまりの美声に感銘を受けてyoutubeの動画巡りをしてみて知ったのが、村松稔之さんです。 細身の身体から流れ出す情感豊かな歌声に酔う、秋の夕べのリポートを。 第1部ではクラシックな歌曲、第2部ではイギリス民謡