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イギリス製折りたたみ自転車を購入して酷い目にあった話

長年ロードバイクに乗っていて、小回りがきく折りたたみ自転車に興味を持ってしまったのがすべての始まりだった。

某自転車店のホームページを見ていたところ、イギリス製の高級自転車が目に留まった。
小さいながら、ロードバイク以上の値段。
店舗にも行って試乗もしてみた。
可愛い。
即決で45万円もする折りたたみ自転車を買った。

店舗では小さく見えた自転車は自宅の中に保管しないと盗難の恐れありといわれ、玄関に入れてみたら、かなりの幅。そして重い。
至る場所にぶつけてしまい、ふと自転車を眺めると塗装のハゲを発見した。買ったばかりの高級自転車。
店舗に行って相談し、メーカーに問い合わせると言って電話してもらったが、連絡がつかない。
幾度かかけ直してもらい担当者が出た。対応するには日数と写真がいるという。
仕方がないので、待つ事にして数週間の時が経った。
なんの連絡もない。イライラして店舗に問い合わせたが、メーカーの対応遅れだと言われた。
即決した事を後悔した。対応が遅すぎるだろ。
直接話したいと思い担当者を教えてもらい直接連絡したが、愛想のない、やる気を感じない男性社員が電話に出た。山田達郎と名乗った男は、中国に確認しているから対応できないの一点張り。英国製じゃなかったのか。騙された気持ちになった。
山田は謝ることもなく、電話を急に切った。
返金も考えたが、自転車を購入した店舗から謝られしかたなくまた数週間待ち、ようやく新たな自転車を手に入れた。

出だしから嫌な気持ちだったが、やはり可愛さに愛着がわいた。

折りたためば電車にも乗せられるのが魅力らしい。
私は電車で千葉県の田舎町をサイクリングしたい衝動にかられ、電車に持って行った。
駅員さんにとめられた。

電車に自転車を運ぶには専用バッグが必要らしい。
急いで店舗に電話してこれまた8000円も使う羽目になった。

そうこうして、電車に愛車を乗せて千葉の目的地へ。
自転車を広げていざサイクリング。
快適だったがロードバイクにはやはり劣る。坂道は特に走れない。

あまり楽しめず帰宅し、足の痛みを感じてズボンを脱いでみた。

折りたたみ自転車を運んだ事による青タン

持ち運びで身体中に青タンができていた。
後日、病院に行ったところ肩の筋肉が偏り筋張っているとの診断を受けた。

健康被害が出たことにより、折りたたみ自転車は部屋を陣取るゴミに変わった。

ロードバイクに戻ることにした。

皆さんも大きな買い物は即決せず、どんな会社か、また日本法人はちゃんと機能しているか。またカスタマーサービスは充実しているかよく考えたほうが良い。

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