私の「苦しい」が、誰かの痛みを軽くするかもしれない

いしかわゆきさんの『書く習慣』を読んで

note初心者なのでURL埋め込みがよくわかりませんが、本当に素晴らしい本なので、ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
書くことに限らず、諦めていたことを「やってみよう!」と背中を押してくれる本でした。

その中でもはっとさせられた一文。

「意味がない」文章に意味づけするのはあなたじゃない
『書く習慣』いしかわゆき著

「苦しい」や「しんどい」を分かち合える仲間がほしい。

気づけば、20代後半。アラサーになり、「こんなはずじゃなかった」とか、「このままで良いのかな」とか、思い悩むことが増えました。

身近な人に相談したくても、無駄に高いプライドが邪魔して、なかなか相談できなかった。

どうしようもなくなった私が、得体の知れない不安から逃れたくて取った手段は、
「アラサー 不安」
「20代後半 後悔」
「20代後半 つらい」
と、ひたすら検索することでした。

そして表示されたさまざまなブログやSNSを読んで、しんどいのは私だけじゃないんだって安心して。

現状は何も解決していないのに、「一人じゃない」と思えるだけで、ほんのちょっぴり前向きになれたのです。
そんなタイミングで、いしかわさんの本を読み、先に挙げた一文を見つけて。

私の「苦しい」も、どこかの誰かの心をちょっと軽くできるかもしれない。

私のとるにたらない悩みも、開示することで誰かにとって少し救いになり得るのかも。
意味づけするのは私じゃなくて、それを目にした誰かなのだから。

仲間が見つかるって、本当に嬉しいことです。
だから、私はこれから、noteを使って、これまでひた隠しにしてきた、「ありのままの自分」を開示してみようと思います。

悩みに限らず、ちょっとした思いつき、なんだか恥ずかしくて好きといえずにいたこと。少しずつ、飾らない自分について書いてみたい。

自分をさらけ出すのって本当に怖いです。
「大したことないやつ、中身のないやつ」とバレてしまう。
できれば、傷つきたくない。
でも、そうやって逃げ続けて、自分を偽り続ける方がもっと苦しくなるんだと、最近になってようやくわかってきました。

願わくば、自分に自信を持てなくて、ひとり苦しんでいる、誰かの救いになれば。
静かな決意表明です。

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