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ストライカーの憂鬱


サッカーの花形♡
本能の行き着く先はいつもゴール

こんにちわっ、いつもそんな事を考えているウージローです( ´ ▽ ` )

"積年の課題は決定力不足"
耳にタコです。

サッカー少年は基本的にいきなりキーパーしません。そもそも皆んなストライカーなのです。

私自身も、もちろんストライカー発進しました。

本田圭佑氏がストライカーは日本の文化的に育ちにくいと言ってました。

空気読んで、忖度する気質の根っこがある日本人にエゴイストで空気読まないストライカーは育ちにくいとの見解でした。

なるほどです。

私的には深掘りするとストライカーってそもそも種類があると思うのであります。

①インザーギ、ゴン中山タイプ

ザ・ストライカー、ゴール前に飛び込み泥臭くゴールを狙う

②ジルー、大迫タイプ

ポストプレーで攻撃の起点を作りゴール前へ飛び込む

③ロナルド(フェノーメノ)、浅野タイプ

裏抜け特化方、爆発的な瞬発力でディフェンスを置き去りストライカー

④ルーニー、南野タイプ

決定的なラストパス、ゴールでチームを勝たせる1.5列目ストライカー

⑤レヴァンドフスキ、高原タイプ

バランスの取れた万能型、裏抜けポストプレー、何でも屋ストライカー

ざっくりあげても結構分かれますね、近年はスリートップ(1トップ)が多く、サイドアタッカー(WG)も得点量産してます。

エムバペ、ソン、サラー、三笘、久保などがそのタイプです。

日本代表を長年支えてきた功労者に岡崎慎司がいます。

レスターでプレミアを制したスゴ男。

今のところトータルでは日本人の最高傑作だと思います。

良くも悪くも日本人ストライカーは何でも出来てしまう器用さや、本田氏の言う空気読んで行動する根っこの部分がストライカーの本質からはズレている気もします。

岡崎慎司はゴン中山の改良版のようなイメージの選手だったと記憶しているが彼もまた海外に出てより万能寄りになった。

レスターではスプリントを惜しまない前線からのプレス、1.5列目からの飛び出し、ゴール前での仕事。

最前線のストライカーはヴァーディが君臨、本来の岡崎慎司はこのポジション。

つまりは器用に出来る事で、チームコンセプトに合わせられる技術と知性と謙虚さを持ち合わしている為に本来のポジションとは違う場所での出場ばかりだった。

もちろん、それは否定される事ではなくプレミアリーグでの金字塔、素晴らしいことです。

ただ、ストライカーの部分だけを切り取るならばやはり本来のポジションで活躍する姿が観たかったし、本人も思うところはある気がします。

柳沢や大迫も海外に出ましたが、たしか柳沢はセリエAの下位チームのサイドハーフ起用だったと記憶してます、大迫はドイツで粘ってましたがトップ下とかもやってましたね。

ストライカーの仕事になかなか専念させて貰えない過去の代表クラスの選手多かったですね。

彼らが悪い訳ではなく試合に出る為、チームにコミットした結果だと感じます。

本質的には他に監督・チームが求める9番タイプのストライカーがいたという事になります。

最近の選手に目を向けてみましょう。

今や代表のエースになりつつある上田綾世。

昨季ベルギーでシーズン22ゴールを上げキャリアが好転しオランダの名門フェイエノールトに移籍。

ベルギーでは9番を任されずシャドーに入り爆発。

組み合わせ方でこうゆう事も起こるんですね。

フェイエノールトでストライカーの座についてもらいたいですね。

福田師王は、昨季全国高校サッカー選手権で活躍した神村学園からJリーグを経由せず板倉滉も在籍するドイツのボルシアMGへ移籍。

最近トップチームに昇格したニュースをみたので是非ストライカーとして成功してパリ五輪やA代表も期待したいですね。

小川航基は昨季J2横浜FCで開花した得点能力でシーズン26ゴールをあげ、最優秀選手、ベストイレブンを引っ提げオランダNECナイメヘンへ移籍。

紆余曲折あった苦労人な気がしますが、非常にバランスのとれたストライカーで得点パターンが豊富なので今後に期待です。

後藤啓介は昨季ジュビロ磐田で17歳にしてクラブ最年少得点を記録しベルギーの名門アンデルレヒトに期限付き移籍を果たす。

ベルギー2部が主戦場となっているがデビュー戦で即ゴールを決めるなど大器の予感を漂わせる。持ち前のポリバレント性を活かしてストライカーとしても研磨して貰いたいですね。


今回はストライカーの憂鬱という事で記事にしてみました。
日本人ストライカーが釜本さん以降出てないとか、日本人向きでないとか、やたらとネガティブな憂鬱な事になっていますが、、
でも、どうでしょう?
未来は暗くない気がしませんか?
これからパリ五輪やW杯に向けて楽しみはありますよね。

私もストライカーの端くれだったのであのポジションの難しさやプレッシャー、ゴールした時の歓びは理解出来ます。

大舞台で爆発するストライカーを観たい!





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