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音楽活動で,表現する事の難しさ。

3週間位前の土曜の夜,練習終わった後に親子丼を安く食べれる居酒屋に行ったんだけど,その日は結構混んで居て知らない叔父さんとご相席になって,最初のうちは何も話さないで食べていた。でもその叔父さんもギターケースを持っていたから自分から話しかけた。”それギブソンですよね?”叔父さんは見た目素面だったが,結構酔ってたらしく音楽談義が始まった…店に入ったのはまだ夜の8時ちょっとだったのだが,結局12時過ぎ迄話ていた。叔父さんはブルース系ロックギタリストだと言った,今は仕事を辞めて趣味で弾いてる,乗りでギターを見せてくれたのだが,58年製のレスポールで…そのルックスは嫌でもガン見する面構えだった。どんなのやってんだ?と聞かれたから結構自信満々で
YouTube 動画を見せたら,叔父さんは暫く黙って見て…俺の動画も有るから見てくれる?
その場でググって見たら…あまりに凄いギタープレイで何も話せなくなった。叔父さんが言うには
”君さぁ…レッドにゃんにゃんって言うの?レッドにゃんにゃん君,凄く良いよ。凄い練習してるでしょ?でも練習ばっかりしてても駄目だよ。上手いだけのギタリストになるから,
俺みたいな…”

俺は”貴方みたいな人が上手いだけのギタリストとは全然思えません,凄いと思います。”

“俺のギターは感心させる事は出来ても泣かす事は出来ない…そう言う意味で話してるんだけど…レッドにゃんにゃん君,キミには。”

叔父さんが言うには,どんな人にもその人の考えが有り,それを思想,哲学と言ってた…その哲学がギターの音に乗る。だからギターを始めたばかりの人であまり上手くない人にも耳を傾ける演奏をする人は居る,物凄いテクニックなのに全然つまらない演奏も有る…そんな事を言っていた。

叔父さんは自分のギターで人を感動させる事が出来ないと思っていた…そんな事ないのに…

君はブログとかかいてるか?あれ大切だぞ,と叔父さん。

毎日の暮らしの中に茫然とした疑問が沢山湧いてくる,それは暫く経つと忘れちゃって一日が終わるんだけど,その何故?を間違っていても良いから自分なりに考えて言葉にする,文にする,
最初は凄く気取った文章なんだけど毎日続けると言葉が出て来なくなる,それでも無理矢理書く,その言葉は自分にとって凄く恥ずかしい言葉なんだろうけど,それが今の君自身だ,それを続ける事で自分の意志をより強く出来るかも知れない,ギターの演奏も変わるかも知れない…変わらないかも知れない…分かんないけどね実際どれだけ真剣にやるかは自分自身の問題だから。

そんな訳で最近長い投稿が多い。

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