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もしも音楽家やアーティストがChatGPT4を使うなら【生活と環境編】

こんにちは。今回は、ChatGPTをうまく使いこなせたら、もっとプラスになるのではないか、と思い、記事を書きます。

1.ChatGPT概要

ChatGPTとは、人工知能とチャット形式で対話が可能なサービスですね。2021年までのデータが元になっているようです。(2023年7月現在)
使いこなせるかどうかで、未来を掴めるかどうかが試される、とまで言われています。

もしも使いこなすことができれば、創作や発信、メンタルやスケジュール管理など、多岐にわたって、良きマネージャーになるかもしれません。

質問に応える、要約する、翻訳する、プログラミングする、の4つが、主にできる事だと言われています。
質問をして回答を得る、というのが音楽家やアーティストの主な使い方になりそうですね。

2.質問の仕方で結果が大きく有益なものに変わる

AIに一体何を入力するか、が今後非常に重要になってくるスキルだと言われています。大雑把な質問でも、大変素晴らしい回答をしてくれますが、より良い質問の仕方をするために、工夫できるポイントがある、という事です。

それは、❶役割を与え、❷制限を与え、❸前提を与える、という事だそうです。

例えば「お金について教えて」ではなく、
「❶あなたはプロのトレーダーです。今後資産運用を始めるにあたって、準備しなければいけないものを、❷優先順位の高いものから5つ、それぞれ100字以内で教えて下さい。❸150万の資産を5年間で300万に増やすのが目標です。」
と言った具合に質問をすれば、より具体的で有益な情報を提示してくれる、という事です。

3.回答に調整を加える

質問後に返ってきたチャット内容に、さらに調整を加えることで、より欲しい情報に近づけることもできます。

「続けて」や、「〜の観点も入れて」、「アメリカの場合を教えて」、など返答後さらに追い討ちをかけていきましょう。笑

4.音楽アーティストならどのように使うのか

ここからは、完全に個人的なアイデアです。悩みや活動上の問題の解決のために、ChatGPTを使用するケースが一般的だと思いますので、それに則って考えてみます。

例1:知名度向上のための楽曲制作を始める前に

あなたは音楽制作会社の社長です。日本において、ティーンエイジャーにバズりやすい音楽の楽器構成と楽曲構成を考えています。どのような音楽を制作するのが合理的か、1ジャンル、2テンポ、3歌詞の世界観、4楽器構成、5参考楽曲の項目で教えて下さい。

例2:デモ音源を用いて営業をする前に

あなたは、日本の音楽業界を詳しく知っているプロデューサーです。ロックバンドを手掛けているレーベル、またはプロダクションを探しています。東京都内に存在しているレーベルまたはプロダクションの中で、テレビ出演をしたことがあるアーティストを抱えているレーベルまたはプロダクションを10個、リストアップして下さい。

などでしょうか。もちろんさまざまな使い方があると思いますので、いろいろと試してみていただきたいなと思います。

精度の問題はまだまだあると思いますが、GPT4にアップグレードされ、司法試験に合格できるくらいの賢さになったと言われています。いずれ、本質的な事以外を担う音楽系の職業は、もっと淘汰されていくのかもしれません。コワ!

反対に可能性が広がっているのも事実だと思いますので、AIをうまく使えるようになりたいですね。

5.実際に使ってみた(追記)

実際に制作フローのスケジューリングで悩んでいたので、それについて参考までに聞いてみました。

以下、GPTの回答

一般的なシングル曲制作のスケジュールは以下の通りですが、プロジェクトの規模やアーティストのスケジュール、制作チームの能力により変わる場合があります。

①曲作り(1-2週間):メロディ、リズム、コード進行などを決定します。曲作りはクリエイティブなプロセスなので、一定の時間を設けることが重要です。

②歌詞作り(1週間):曲のテーマに基づいて歌詞を作成します。この段階では、メロディに合うような韻を踏むことも重要です。

③アレンジとデモ制作(1-2週間):曲の全体像を見据えて、インストゥルメンテーションとアレンジを決定します。簡易なデモを作り、アーティストやプロデューサーと共有します。

④レコーディング(1-3週間):基本的なトラック(ビート、ベース、リズムギターなど)から始め、次にボーカルやソロパートを録音します。

⑤ミキシング(1週間):全てのトラックをバランス良く調整し、各パートが適切に聞こえるようにします。EQ、圧縮、リバーブなどのエフェクトを使用します。

⑥マスタリング(数日-1週間):曲全体の音量を調整し、他の曲との一貫性を保つための最終的なタッチアップを行います。

⑦プロモーションとリリース(1-2ヶ月):シングルのリリース日を決定し、その前にプロモーション活動を計画します。これには、アートワークの制作、音楽ビデオの撮影、メディア向けのリリース、SNSでの告知などが含まれます。

⑧リリース:予定した日にシングルをリリースします。リリース後もプロモーション活動を続けます。

以上のスケジュールは一例であり、特定のプロジェクトには適応する必要がある場合があります。また、一部のプロセス(特にクリエイティブなプロセス)には、予測よりも長い時間がかかる場合もありますので、余裕をもったスケジュール設定が重要です。

以上

確かに、スケジュール感にも説得力を感じました。DIYではより、短縮できることもあるかもしれませんが、現状時間を使いすぎているものや、もっと時間を使うべきかもしれないこと、なども比較することで、明らかになった気がしています。

個人的には、アレンジに時間を使いすぎているかもしれないと思いました。

参考にしたいと思います。

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