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スコトーマとは
今回は、現状をなかなか抜け出せなくする原因の1つでもある、スコトーマとは何か?について解説していきます。
スコトーマとは
「心理的盲点のこと」
スコトーマに関連して覚えていおいていただきたい用語が、
・ブリーフシステム
・RAS(Reticular Activating System)
の2つです。
順を追って説明していきます。
人は誰しも、ブリーフシステムと言われる思考の癖を持っています。
これが「自分らしい」という自己イメージを作り上げていて、ポジティブな人はポジティブに、ネガティブな人はネガティブに考えるように癖づいています。
年収300万円の人は300万円の、1億円の人は1億円の自分が自分らしいと思っていて、自己イメージとして固定されているわけです。
そして、人は誰しもRASというフィルターのようなシステムを通して世界を感じ、見聞きし、その情報を脳で処理しています。
正確に言うとRASというのは、その人にとって重要だと思っている情報だけを活性化して意識に上げ、重要でないものは活性化させずに無意識で処理する脳のシステムのことです。
RASによって活性化されずに無意識で処理された情報は、意識に上がらないため、私たちは認識することもできません。
この、無意識で処理された認識できない情報のことをスコトーマと言います。
整理すると、ブリーフシステムによって人それぞれのRASが決まり、RASによってスコトーマが生まれるということになります。
この一連のシステムによって、同じものを見ていても人によって気になる点の違いが生まれたり、同じ日本、同じ東京に住んでいても年収300万円の人もいれば1億円の人もいるという違いが生まれます。
そして、ここで非常に重要になってくるのは、ブリーフシステムを書き換えればRASが変わり、スコトーマが外れて、今まで見えていなかったものが見えてくるということです。
つまり、年収300万円の人も、ブリーフシステムを書き換えれば、今までは見えていなかった年収1億円になるための方法が見えるようになります。
では、ブリーフシステムを書き換えるにはどうすればいいのか。
その方法が、現状の外側にゴールを設定することなのです。
現状の外側にゴールを設定することにより、その人にとっての重要なものが変わります。
それによりスコトーマが外れるわけです。
そのため、コーチングでは1番始めにゴールの設定をしてもらいます。
皆さんも現状の外側のゴールを考えていきましょう。
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