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私が相棒を手に入れるまで②~試乗編~

【前回までのあらすじ】

折り畳み自転車が欲しい衝動に突き動かされ、情報収集して妄想のなかで絞り込んだのは以下の3つ。あとはもう、乗ってみて決めるしかない!
1)BROMPTON  (16インチ)
2)BikeFriday pakiT(16インチ)
3)DAHON K3   (14インチ)

【BROMPTONに乗ってみた】

まず最初に試乗したのは第一候補のBROMPTON。

写真はMハンドルだけど、Sハンドルも両方乗りました

折り畳み性能

折り畳みの操作はシンプル…ではないけど、よく出来ている。面倒ではないけど、慣れが必要そうだな、という感想。

重さ

持ち上げてみると、まあ、重いといえば重い。
でもコンパクトになる分持ちやすくて、それほど重さは感じませんでした。

走行性

これは当時、SハンドルとMハンドルの両方乗ったのでそれぞれの印象を。

Sハンドル
思った以上によく走る。ただ、ハンドル操作がクイックな感じが気になりました。
そもそも当時、ドロップハンドルに慣れすぎていて、フラットバーのハンドルへの違和感を持つ体になっていたという説もあります。
前傾姿勢が半端で居心地悪かったので、うまくポジション調整つけば印象がまた違った気がします。

Mハンドル
こちらもよく走る。ゆったり、リラックスして乗る感じ。ロードバイクの前傾姿勢とは全く違うものの、これはこれでのんびりサイクリング楽しむのにはいいな~と、思いました。

結論的には、どちらものんびり走るにはすごく良い。
一方で、ロードやピストに乗り慣れている分、気持ちを切り替えて乗るべき自転車なんだな、と認識。

結論(買うや、買わざるや)

輪行のしやすさやポタリングに振り切るならものすごく魅力的な一方で、ロードっぽい乗り方もしたい気持ちもあって、ひとまず保留。
(でも、お金と置く場所さえあれば確実にこっちも買ってた)

【BikeFriday pakiTに乗ってみた】

次に試乗したのはBikeFriday pakiT。
当時(まあ、今でもですが)、国内で取り扱いのある店舗はすごく限定されていたのですが、運命的なことに当時近所に取り扱いがあるお店があったのでほくほくと向かいました。
http://www.bikefriday.tokyo/dealers/

折り畳み性能

折り畳みの操作はシンプル。2通りのパターンあるのですが、どちらも工具なしでサクッとやれるので、分かりやすい。
クイックフォールドなら後輪をくるんと半回転して畳み込んで、サドルを下げて、ハンドルをスポっと抜いてフレームにくっつければ終わり。たたむだけなら20秒くらいでやれるのでは。ディープフォールドはさらにサドルを引っこ抜いて前輪外しちゃうのですが、これも割と簡単、もちろん工具いらず。
たたんだサイズは、
クイックフォールド:縦の長さ的には割とでかい。横幅は割と薄いので、隙間に入れやすいのはよいかも。
ディープフォールド:そこそこコンパクト、でもブロンプトンよりは一回り大きい。
思ったほど小さくはならないけど、ささっと折り畳み出来るのはよいなあ、と思いました。

重さ

ブロンプトンや、その他の試乗した折り畳みに比べると、確かに軽い。試乗したときのはおそらく9kg超えくらいだったのかと思いますが、全体的にシンプル・スマートなせいか、ずいぶん軽く感じました。

走行性

これ、折り畳み!?って思うくらいにしっくりくる乗り心地でした。ロードバイク、とまではいかないもののしっかり走れる、よい踏み心地。フレームが中折れでないことと車体の軽さのおかげか、自分の踏んだペダルにしっかり応えてくれる感じが良くて、期待以上でした。

結論(買うや、買わざるや)

乗ったらもう走り心地の良さに、買います、ってノータイムで決めちゃいました(笑)
値段も何も確認するより前にどうよ、と思いますが、パートナーとの出会いや運命なんてそんなものですよね。(かつて衝動買い王の名を欲しいままにした者の戯言です。。)

次回予告

というわけで、本日はここまで。
次回は買います、と値段も確認せずに決めてから実際にオーダーに悩んだり、届くのを心待ちにしたときの記憶を手繰り寄せてつづりたいと思います。

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