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私が相棒を手に入れるまで③~オーダー編~

【前回までのあらすじ】

試乗するまで悩んでたくせに、試乗した瞬間、ノータイムでもう「買います」とpakiTの購入を決めた私。
ところが、そこからがまた新たな悩みの始まりだったのである。(うきうき)

【オーダー仕様で悩む】

さて、買うとは決めたものの、実はpakiTはここから色々選択肢があるのでした。
そもそも、BikeFridayの自転車は基本的にすべて、オーダーメイド。

bikefriday.tokyo/order/

pakiTも例外にあらず。(現在は、すでにあるフレームで組み上げたものを販売してらっしゃるお店もあります)
まあ、通常のロードバイクにしてもいわゆる吊るし、組み上げ済みのものでなければ基本は常にカスタムメイドなわけですが、折り畳みでは珍しいのではないでしょうあk。

というわけで、嬉しい悩みに苦しみながら、主に私自身で選択・カスタムした内容は以下の通り。
(フレーム(サイズ)はその時に乗りつけたピストを基にポジション出るように測ってもらいました)

ベースモデル(チェーンorベルトとギアの有無を選択)

これはどのベースモデルを選ぶか、という選択ですね。
ベースとなるモデルには4タイプあって、
チェーンかベルトドライブか、さらにシングルスピードか多段ギアか、の組み合わせぼ2×2で以下の4種類。

1)チェーン - シングルスピード(ギアなし)
2)チェーン - 外装8速ギア
3)ベルト - シングルスピード(ギアなし)
4)ベルト - 内装11速ギア


これについては、「軽さに全振り」のコンセプトで、1)を選びました。
シンプルイズベスト、軽さは正義。
ベルトドライブのモデルも試乗させてもらって意外と悪くはなかったのですが、やっぱりチェーンのほうがキビキビした感じで好きなのでチェーンを。ギアはあったほうがより万能に乗れるのですが、当時も普段からピストで固定ギアで走っていたのでシングルでも割と頑張れるだろう、と。
ちなみに、どちらかというと2)や4)を選ぶ方のほうが多いようです。

ハンドル(別パーツ購入)

ここからはベースモデルのパーツを別なパーツにカスタムしていったもの。まずはハンドル。乗り味がこれで大きく変わるので、重要なところ。
元々ついているのは、フラットバーだったのですが、できるだけドロップハンドルに近い乗り方がしたかったので、
NeWorld Road Bars
というH型のハンドルバーに変更しました。
握った感じではブルホーンハンドルに近い感じですね。
詳細は、お世話になったお店のブログを拝借。

シートポスト(別パーツ購入)

さらにここからはより一層、こだわりと予算のせめぎ合いとなる領域。
そう、軽量化
自転車の世界における軽量化は、ちょっと軽くしようとすると一気にお値段が跳ね上がることが多い。。
本当はより軽量なeliteとつくモデルがあったのですが、そっちにすると予算が一気に跳ね上がるので涙を呑んで見送ったんですよね。。(それでも、すでにブロンプトン買えるくらいの予算には迫っていたので)
けど、もうちょいコスパ欲軽量化できるよ、ということでお店の方が提案してくださったのがシートポストのパーツ変更。
こいつを標準のものからチタンシートポストに変更することにしました。
標準がおそらく900gちょっと。
それをチタンシートポスト(約300g)に変更。
これで約600gの軽量化!(車体が10㎏未満の自転車においては決して小さくない数字です、と言い訳をしました。

これだけで諭吉が2人くらい旅立つが、コスパは悪くない(と言い張る自転車脳)

サドル(別パーツ購入)

これは、あえて標準から変更する必要はなかったのですが、せっかくシートを軽くしたのでサドルもね、と。
実際どれくらい軽くなったか分からないですけど、たんにBROOKSのサドルへのあこがれとでも軽量にしたい気持ちの葛藤の末にこちらを選択。
BROOKS CAMBIUM C13(重量カタログ値198g)

本当は革のBROOKSにあこがれていたのですが、軽量サドルに全振り

ペダル(別パーツ持ち込み)

こちらは軽量化目的ではなく、着脱式に変えたくて、標準の折り畳みペダルからwellgoのQRD式の着脱ペダルに変更。
既にほかのロードやピストに装着していたので、ビンディングペダルとフラットペダルを気分で付け替えできるようにこちらに変更しました。

ここは軽量化より利便性をとりました(2秒で外せます)

フレームカラー

さて、性能には一切関係しないけれども、気分や愛着に大きく関係するフレームカラー。
BikeFridayはオーダーを受けてから製作するので、色も好きなものを選べるんですよね。
標準のカタログだと割と黄色やオレンジのポップな色合いが多いのですが、私自身はもうちょっと淡い落ち着いた色合いにしたかったんですよね。
で、当時、選んだカラーの名称は忘れた(しょっちゅう呼び方変わるらしくって、いまホームページみても載ってない(笑))のですが、一番近い色味でいうとビアンキのチェレステカラーぽい色を選びました。

【お値段(案の定。。)】

自転車本体が約1,000USドル+輸送費用220USドルで、当時のレートが116~117円とかで計算されてたんで、税金を加えて16万円弱。
そこにカスタムで購入したパーツ費用がなんのかんので6万円弱(主にチタンシートポストとBROOKSサドルのお値段がほとんど。。)
合わせて22万円くらいだったかな?
まあ、だいたい当初の想定予算の倍額いく法則通りの結果でした(笑)
でも少なくともその後、5年以上乗ってるし、まだまだ乗るので元は十分取れている気がします。

【オーダーから納車までの期間】

BikeFridayはオーダーを受けてから製作する、しかもアメリカオレゴン州で。
なので、だいたい、オーダーから納車まで2~3か月はかかることを目安にとは言われていました。
実際に2月下旬ころにオーダーして受け取ったのが5月のGWだったのでちょうど丸2か月くらいでしたかね。
オーダーしてから届くまでの期間もまたいろいろ妄想の日々が楽しかったのを思い出します。

待ちに待った納車の瞬間、じわじわと笑顔がこみ上げる

【次回予告】

というわけで、購入するまでのお話はひとまず以上。
その後のカスタムの話などを追い追い、いつか書くと思います。
(これを書いている現在、カスタムの相談をしに先日ショップにいってきたばかりだったりします)

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