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イベント情報

 今回は、対談をお休みし12月2日(土)に当会主催のイベントについてお話しさせていただきます。前半は、昨年企画したイベントを紹介します。後半は、今回の規格についてお話しさせていただきます。

日時:2022年3月26日(土)13:00~14:20
場所:オンライン(zoom)
内容:昨年(2021年)9月に施行した医療的ケア児支援法について、実際に放課後等デイサービスを地域で運営をされている方をお迎えして、25分ほど話題提供を頂きました。地元の、医療的ケア児の実数等を含め具体的に問題点を話してもらいました。家族・支援者の両方の視点からのお話をもらいました。後半のディスカッションでは、医療職・学生等の参加者と40分ディスカッションをしました。参加者の一人は、病院の中にいて地域支援に関われないという声がありました。開催を終えて、私たちからのメッセージです。
大須賀:昨年9月に医療的ケア児支援法施行後、半年になります。少しずつ、情報が出てきていると思います。しかし、まだまだ課題も多いと思います。例えば、全国の医療的ケア児が小学校に入ろうとすると壁が大きく、大変です。そういう問題の根底にあるのは、医療的ケア児における支援渋滞ではないでしょうか。医療的ケア児の支援のキーとなる職種は、医師・看護師等の医療職です。となると、福祉職・教育職等の他職種がやれることがわかりにくいため、なかなか多職種連携が進まないと改めて感じました。今後もこのブログや研究等を通して、重症心身障害児を含めて、医療的ケア児・者について情報発信を続けていきたいと思います。最後になりましたが、アンケートにご協力くださいました方々をはじめイベント開催にご協力くださいましたすべての人に心より感謝申し上げます。
吉田:今回、参加者の方々と医療的ケアを必要とするお子さんやそのご家族の支援について、地域の実情や支援場面から感じている疑問などを一緒に意見交換することができました。
明確な答えはすぐには出ませんが、皆様と思いを共有できたことで、お子さんやそのご家族の方々への関わりに少しでも持ち帰って頂けたなら幸いです。
改めて、このようなイベントを開催できたことを嬉しく思います。関わって下さった皆様へ、心より感謝を申し上げます。
 
 来月2日に、医療的ケア児・者支援を考えるカフェ「みんなの外出支援」を開催します。今回は、シンポジウム形式ではなく座談会形式で1時間のイベントをさせていただきます。時間は、20:00~21:00を予定しております。会場は、zoom開催です。当日は、当事者家族から2名、支援者から1名がメインコメンテータとして登場致します。参加費は無料となっております。参加はどなたでも大歓迎です。参加の締め切りは、11月26日となっておりますので是非ご参加ください。https://forms.gle/MwKT3gP8Q4FBa9Nr5
 

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