【エッセイなのか?】命が軽い

新しい総裁が決まりました。この方はそのまま総理大臣になります。
決まった途端に、人事面、スケジュール面で大半の国民が思ってた事と違う事をやろうとしてます。
まあ、そんなのはそもそもこちらに投票権のある事じゃないので、あまり期待してたものではありませんから、気にしません。
気にしないと言いましたが、気にしてもどうしようもないから気にしないだけです。
でも、いくつか気にしなければならない事があります。
裏金と教会です。
裏金は、どう考えても、政治家レベルになると途端に刑事事件にもならないし、民事で訴訟を起こすのが難しそうな事も理解できません。
これを今度の国会で自浄努力して、罰を与える法制化が出来そうにない事が今の段階で分かってるのが悔しいです。
国会議員は自分で法律を操れる気になってますが、そうはいかない事を示さねばなりません。
最大野党の方々、あなたたちはかつて政権を担当していた時期がありました。
国民は期待しました。
今度こそ自浄能力が発揮されると…
国会議員の特権や、議員数の削減等、目に見える国民が納得できる事を何も為しませんでしたし、迷走したし、混乱した。
あまりに頼りにならないし、逆に不安だらけだった。
せめて、国会の特権構造の変更だけでも自分たちの政権の時に行っていれば、こんなに長く低迷しなくて済んだんじゃないかと思ってます。

今回の与党と野党の人事を見ると、見た事がある人ばかりが出てきます。
こんなんなら衆参両院で100人程度の国会議員で足りるのではないでしょうか?どうせ同じ人ばかりが出てくるのですから…しかも、過去の清算(国民への説明)が終わってない女性は、与党にも野党にもいます。
ご本人は説明したと言われるかもしれないですが、納得してないので、説明にはなってない事を断言しておきます。

それより納得できないのは教会の問題です。
教会はその問題で、人生を狂わされた人がいるセンシティブな問題です。
その際調査をすると言った候補者は0。誰も手を上げませんでした。
その時の映像は、何度も再放送するべきだと思います。
そして、その時、被害者たちはどんなに無念だったかと思うと、胸が痛いです。
被害者の被害の様子に思いを傾けない政治って何なんでしょうか?

能登の大雨被害について、新総裁は食い気味に「予備費で」と言いました。
補正予算は組む必要はないとのお考えのようです。
何故でしょうか?
何故もっとスピーディーに進めようと思わないのでしょうか?

能登の方々はあなたが東京で暮らしているのとは全く違う生活で必死に生きておられますよ。

県知事は牛タンクラブの面々も含めて、このまま逃げ切るのでしょうか?
牛タンの人々は、全員逮捕、監禁、懲役に値すると思いますが、如何ですか?
何故、県知事は亡くなった方の事へ思いを寄せないのでしょうか?

兎角、政治の世界ではいまだに明治維新の影響からか、「命に代えて」という極端な行動が多いように思いますが、「命に代えて」訴えた事が全然響かない時点で、この人は政治家としてやっていけないと思ってます。
人の命は、あなたが思う程軽くはないですよ。

イスラエル、ロシア、みんな自分都合で、武器を使うのはもう止めたらどうですか?
人が死んでも何とも思いませんか?

命が軽いです。

でも、本当は命は何よりも重いものです。

それを考えて、ノリだけで軽々に判断するのは止めて下さい。
国民は見てます。

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