見出し画像

投資に興味はあるけれど、、、最初の一歩が踏み出せない知人たちに向けた記事

こんにちは~ 僕の話を聞いた妻の知人たちが投資に興味を持ち始めましたが、最初の一歩を踏み出せないでいます。そうした知人たちに向けて投資について分かりやすくまとめた記事を書いてみたいと思います。西園寺える様も投資のキホンのキを有料記事にまとめて下さいましたが、なるべく内容がかぶらないように書いてみたいと思います。全体で3600字なので僕にしてはかなりの長文です。


「現金の価値は下がっていく」:投資を勧める理由

最近の物価高騰で
以前まで100円で買えていたものが
150円出さないと買えなくなってしまった、、、
なんてケースが多いですよね

適度なインフレは経済発展に好影響を与えるため
「中央銀行(日本では日本銀行)」が
お金を刷って市場に供給しています

そうするとお金の価値が薄まるんですよね
お金の価値が薄まると何がいいのかというと
「借金」も薄まるんですよね

借金があったとしても
インフレと連動する形で給与が増えれば
返済しやすくなります

同じように企業がお金を借りて
設備投資・経営投資などがやりやすくなるので
経済に好影響を及ぼすんです

政府は適正なインフレに誘導しようとするので
現金というかたちで資産を持っていると
資産が目減りしていってしまうんですよ

「投資」をした場合
リスクはあるものの
インフレを取り込んだ価格上昇をしてくれます

おすすめしたいインデックス投資では
平均年利8%程度の価格上昇が期待できます

年利8%の破壊力と残酷さ

年利8%というと
100万円を投資に回すと
1年で8万円増えるということです

100万円で
8万円  なのか
8万円しか なのか
意見が分かれそうですね

1000万円あれば年間80万円
1億円あれば年間800万円
働かなくても資産が増える訳で
「金持ちが有利」という残酷な一面があります

100万円の貯金をするには
1カ月5万円ペースで1年半以上かかりますから
なかなか気が遠くなりそうですね

ですが100万円を作ってしまえば
年収が8万円増えることになりますから
収入を全部使っても貯蓄ができることになります

投資なしで年間貯蓄10万円でも
投資収入が年間40万円入ってくる場合だと
貯蓄ペースは5倍になる訳です

このように投資額が一定のラインに達すると
資産増加速度が劇的にアップするようになります

年利8%が破壊力を持つようになるのです

結局は

なるべく早く投資に回す種銭を作ったもん勝ち

ということです

実家が頼れるなら頼る
家を出るのは種銭を作ってからにする

昔に比べて
仕事に求められるスキルが高度化しているので
自己投資資金を作るのも大事です

夫婦の場合は
共働き子なしの間
子供が小学校の時期(に共働き)

(子供が巣立った後)
の貯め時を逃さないこと

家計を見直すポイントは
①保険を見直す
②携帯電話を格安に
③サブスクを絞る
④余計な「物」は買わない
⑤食費は削り過ぎない(健康投資という意味で)

ですね

①の保険は、、、
日本は社会福祉制度がしっかりしていて
高額療養費制度などを利用すれば
1か月入院しても実質10万円かかりません

入院保険は貯蓄があれば不要ですし
学資保険もリターンが少なすぎます
貯蓄型の保険商品も同じく完全にぼったくりです

掛け捨ての都道府県民共済で
必要最低限の保証を確保して
投資の種銭を作った方がいいです

④余計な「物」は買わない

経験や体験にはお金を使っても
「物」を買うのは控えた方がいいと思います

断捨離を意識するようになると
物を買う時に「捨てるの面倒くさ!」
って思うようになるので
加速度的に買う量が減っていき
出費が抑えられるようになります

こうした基本的なことを実践できると
投資に回すお金を作ることができます

では種銭を作った上で
どんな投資商品を買うべきかというと
先ほど言った

インデックス投資をおススメしたいのですが、、、

年利8%で増えるのは破壊力抜群と言っても
10万円預けても年間8千円、、、
一日平均で20円程度です

増える増えると言われて始めてみたけれど
なかなか増えない
つまらない、、、
と感じてしまいがちです

というか日によっては下がる時もあるので
もっといい投資商品があるのでは?
という隣の芝は青い症候群になってしまいます

そしてリスクの高い投資に手を出して
失敗というパターンです

インデックス投資は例えるならば
70点から80点をほぼ確実に取れる投資です
ですが100点ではありません

勉強したりヤマが当たればもしかしたら
100点満点の投資法を選べるかもしれない

ですがイチかバチかにかけたりするよりも

そして
勉強するならば本業の勉強をして
収入を増やす努力した方がいいです

また
資産を増やすことを目的にするのではなく
人生を豊かにするためにお金を使った方がいい
と思います

生きるためにどれくらいお金が要るのか?
計画を立てて実行することが大事です

あの世にお金を持っていけませんからね

遅くなりましたが ここで
インデックス投資について説明しますね

インデックス投資とは
色々な銘柄の株式の詰め合わせみたいなもので
少額(1単位3円ほど?)から買うことができる
投資信託商品です

手数料が安くおススメなのは

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)

ですね

S&P500というのは
アメリカのトップ500社の株価に連動するもので

一方のオール・カントリーは
その名の通り全世界、、、なのですが
アメリカの割合が大きいため

この2つに大きな差はありません

過去のデータを見る限りは
S&P500の方が上昇率が高いので
僕はS&P500を選んでいます

はっきり言って
この投資商品は100点中何点だったかなんて
未来にならないと分からないので
選びたい投資商品を選んだらいいと思います

投資は危ない?(それは投機です)

よく投資に失敗して
多額の借金を抱えた芸能人などを見て
投資は怖い、、、
というイメージを持たれる人も多いですね

実は投資には
一定の金額を担保にして
大きな額を取引する手法があります

たとえば100万円を担保に
1億円の株取引をすれば
1%値上がりすれば資金が倍に
1%値下がりすれば資金がゼロになるという
イチかバチかのギャンブルのような
やり方があります

こうした手法は
投資ではなく投機と呼ばれます

お金を借りてギャンブルをして
負けた結果大きな借金が残っただけなのです

株価は短期的に下がることはあっても
全体平均は長期的には上がっていくので
(インフレも加算されるので)
一時的に下がっても
持ち続けていれば配当金などでプラスになります

ギャンブル投資では
担保金以上の損失が出ると
強制的に決済(損切り)させられますから
手数料が高額な分
プラスにするのは難しいです

今はIT技術の発達により
手数料が安く しかも
誰でも簡単に投資ができるようになっています

正しく投資をすれば
誰でも利益を上げられる
いい時代になっていますので

イメージに捉われずに
やってみることをおすすめします

長くやっていると大暴落は何度か起こる

投資は長期的なスパンで続けると
ほぼ必ず利益が出せますが

長期的なスパンで続けると
大きな暴落を経験することになります

リーマンショックや
東日本大震災

コロナやウクライナ戦争
といった感じで
世界情勢が不安になると
株価は大きく下がりました

株を本業にしている知人は
こうした暴落の時に
「出撃じゃ~」とウキウキしていました

暴落の時に買えば
価格が戻った時に
大きな利益が出ます

なぜ暴落が起こっても価格が戻ると断定できるか?
というと

暴落というのは
大勢の人が株を売って
「現金」あるいは「金」などの
別の形に変えることで起こります

ですが世界情勢などの不安が解消されると
現金や金を持っていても資産額は増えないため
株式を購入していき株価は元通りになる訳です

世界にある「資産」の総額はある意味一定で
(お金を刷り続けているので額面は増えているが)
みんなが株式以外の資産に変換することで
暴落が起きる

そして
株式投資以上に平均リターンが大きい投資先はないため
世界情勢が落ち着くと
最終的に株式にみんな帰ってくるため
株価は元に戻るというわけです

暴落の局面でも
粛々と一定額を積み立てることが大事です
(積立額を増やすのも手だがメンタル的に厳しい)

こうした暴落に慣れるためにも
小額からでもいいので投資を始めて
値動きに慣れておくことも大事ですね

最後に

まとめてみると
新NISA口座を開設して
eMAXISSlimの積立投資をやってみたらいい
値動きに惑わされない程度の少額でO.K.

長く続けると
暴落はどこかで来るものだということを
覚悟しておくこと

資産を増やすことを目的化せずに
有意義なお金の使い方をしてほしいこと

ですね

投資をしている人にとっては
当たり前の内容ではあるのですが

いかがだったでしょうか?
コメントいただけると嬉しいです

今回はここまで
ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。