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どんな場面でも正解になる行動なんてない~発達障害のお悩み相談~

こんにちは~ 友人のお悩み相談に乗っていて気がついたことがあったので記事にしたいと思います。友人は作業所で働いていますが、「挨拶することはいいこと」⇒「全員に挨拶して回る」といった感じで、それが最善と思ったら徹底してしまうところがあります。特性として「こだわりが強い」と言えるのかもしれませんが、どうもそうとも言い切れないような感じです。


100点満点の解答なんて人生にはない

人生においては
厳密にこれが正解と言える
選択肢が現れることはありませんよね

選択肢が常に複数あり
それぞれにメリット・デメリットがあり

それぞれの選択肢を評価して
自分がベストと思えるもの
自分が選びたいものを
選んでいくのです

ですが
自分が最善と思った選択肢が
悪い結果につながることもあります

僕はスーパーで働いていますが
レジをしている時に

お客様に丁寧に応対していると
「早くしろ!」と言われることがあります

かといってスピードを追い求めると
「愛想がない!」とクレームを受けたり、、、

対人において
「こうしとけばいい」といった
常に正解となるものはないのです

理系有名大学出身の友人

友人は理系有名大学出身です

ですが「解き方を暗記する」勉強法で
合格を勝ち取ったためか

「この時はこうする」
パターン暗記で乗り切ろうとしているように
僕からは見えます

その時その場で考えることをせず
常に同じ行動を取ろうとしてしまいます

「挨拶はいい行動」であったとしても
仕事の繁忙期に
職場に出勤してきた人全員に
丁寧にあいさつするとどうでしょうか?

本人は頑張っている「つもり」なのに
反感を買う結果にしかなりませんね

「失敗してもいい」という開き直り

自分が最善と思って行動をしても
裏目に出ることは当然あるので

失敗しても落ち込む必要はありません

どんなに凄いバッターでも
打率は3割そこそこなのですから
7割近くは凡退しているのです

どんな球が来ても打てるような
万能なバッティング理論なんてありませんから

ランナーの状況
得点差など その時々で
バッティングを変えていく必要があるし

思い通りにならないことを
努力や工夫によって
理想に近づけていくのが楽しいですね

ロールプレイングゲームで
ひたすら殴っているだけで勝てるようなものは
ゲームとして成立しませんし

ある程度 運が絡むくらいのバランスが
一番面白いように思います

上手く行かないことを楽しむ
多少の失敗はしてもいいという開き直りが大事ですね

まとめ

どんな場面でもこれをやってればいいという
絶対的な正解はなく

100点満点でなければならないと考えるのではなく
中庸というか60点から80点でいいや
くらいのゆるい気持ちで

状況に応じて融通を効かせる余裕が
あった方がいいですね

仕事であっても
忙しい時とそうでない時で
やり方は変えていく必要がありますからね

最善を目指すには
最善を必ずしも目指さない余裕が必要

ということですね

こだわりが強い特性がある人には
もしかしたら難しいことかもしれませんが
参考になれば嬉しいです

今回はここまで
ではまた!

お金はご自身やご家族のためにお使いください。みなさまに幸せの訪れを願っています。