-umi-

海は静かに波打ちながら、どんな日のどんな感情だってまるごと抱きしめてくれる。

-umi-

海は静かに波打ちながら、どんな日のどんな感情だってまるごと抱きしめてくれる。

最近の記事

-005- 生きていく

ひとり と ふたり ”ひとり”か”ふたり”という意味での ひとりの方が、強く生きていける気がする。 ふたりでもうまくバランスを取って、 ふたり以外の世界も大事にして、 しっかりと生きていける人もたくさんいるだろう。 けれど私は、ひとりの方が生きていきやすい。 お付き合いすると、少々依存気味になってしまうからかも。 ひとりの時は、 朝は自分のために起きて、 自分のために健康的で気分の上がる食事を作り、 趣味に時間とお金と労力を費やし、 適度にいろんな友人に会って、 ゆっくり

    • -004- 私のオイリー肌さん

      化粧水だけ 中学生の頃から、ニキビ肌に悩んでいた。 ニキビができるのはおでこだけだったから、 分厚い前髪で何とか隠してきた。 「良い」とされるあらゆるスキンケアを試し、 「洗顔と保湿」の二大スキンケアを丁寧に続けた。 潤いはある気がするけれど、 ニキビは常になくならないし、 肌質も決していいとは言えない。 「なんでだろう…いいって言われてるもの全部試してみてるのに…」 大学生にはかなりお高めのオイルを買って、 とにかく保湿を頑張っていた時のこと。 天然のいいオイルのはずなの

      • -003- 満月

        お気に入りの本が何冊もある。 季節や、情緒や、時間や、天気によって、 読みたいものも、お気に入りも、ちょっとずつ変わる。 ただ、どんな時でも大事な本が何冊かあって、 それは私にとってお守りみたいなもの。 『キッチン』『満月-キッチン2』/吉本ばななさん ここにいていいよ、と言ってくれている気がする本。 私のどんなに暗い色をした感情も、 ハンカチ一枚では足りないほど溢れだす涙も、 そのままでいいよ、そんなこともあるよ、と抱きしめてくれる。 どんな負の感情も否定はしないけれど

        • -002- 桜が咲く頃には

          お仕事探し 新卒で入った会社を年内で退職し、実家に戻り、 業務委託という形で、月10日ほど事務作業をする日々。 次のお仕事を見つけなければと思いあらゆる求人票に目を通しているけれど、 どうもしっくりくるものが無かったり、 募集条件に当てはまらなかったり、 自分が入れるような会社じゃないと決めつけて逃げたり、 また無理をして倒れる未来が想像できてしまったり。 大学時代、就活を始める前からなんとなく、 「私に一般企業は無理だろうな…」と思っていた。 言葉にして説明するのが難し

        -005- 生きていく

          -001- ゆらゆら揺れて

          きっとこれ、初めて世に解き放たれる私の文章。 「何を書くべき」ではなく、何気なく表現したいなぁと感じたことを、 心と脳みその赴くままに残す。 テーマも色も言葉遣いも、きっとその時々で違うけれど、「私らしい感性や表現」を大事に。 気が向いた時にちょこっと覗いていただけたら嬉しいなぁ。 お花屋さん お花屋さんの前を通ると、無意識にでも見てしまう。魅せられてしまうっていう方がしっくりくるような。 お花の種類はわからなくても、きれいとか美しいとか可愛いとかなんだかそういう気持ちは

          -001- ゆらゆら揺れて