つるつるすべすべの投票用紙のなぞ
先日、私の住む地域で選挙がありました。
息子も選挙に興味があるようで一緒に行ってきました。
最近、学校の授業で「選挙」のお話があったようです。
興味があるっていいことですね!
誰に投票するのか?なんでその人なのか?
いろいろ気になっていました。
その中でも気になっていたのが
投票用紙のこと。
「名前を書く紙ってすべすべで気持ちいいんでしょ?」
と言っていた息子。
記入をする前に、息子と一緒に触ってみました。
「ノートの紙と違う。すべすべさらさら~。」
たしかに、
鉛筆で書くとすーっと吸い付く感じがします。
なんとなく、
一般用紙ではないことはわかっていましたが、
わざわざ調べることまでしていませんでした。
調べてみたところ、
投票用紙も「ユポ紙」を使用しているそうです。
選挙ポスターはユポ紙に印刷していることは知っていましたが、
投票用紙まで使われているとは!
ユポ紙はパルプを使っていないので
厳密に言うと、紙ではありません。
耐水性・耐久性に優れている合成紙です。
雨風に強いため、掲示板の選挙ポスターも
期間中しっかりと形を変えずに保つことができます。
投票用紙にユポ紙を使う理由
破れないようにするためのほかに、
開票作業の効率化のためでもあるとのこと。勉強になりました!
投票箱の中では開いている状態で入っているのも面白いです。
以前は、投票日と開票日は別々の日であったけれど、
このユポ紙を使うことで同日で行うことが可能になったそうです。
紙一つでこんなにも変わるのはすごいですね。
環境負荷のことを考えると、木材を使った紙であってほしいなと思う気持ちもあります。
ただ、大切な一票が安全に開票されるために
こうした工夫は必要だと思いました。
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