とらちゃんとまひろに元気づけられた話
今年は、女性の社会進出に注目が集まりやすいのではないかなと思う。
アファーマティブアクションの是非についても関心が高まっている。朝ドラの『虎に翼』も大河ドラマの『光る君へ』も語り継がれる名作になる予感がする。朝ドラは当たり前だが、両作とも主人公が女性なのに注目したい。
平安時代中期も戦前戦後の時期も女性はあまり権利を持っていなかった。重要視もされなかった。でも、女性が必要なかった訳ではない。
現代では女性の社会進出も男性の育児も受け入れられるようになってきたが、まだ要らぬ辱めを受けている人もいる。そんなことはおかしい。
猪爪寅子、まひろの生きる道を切り開いていく姿や、花江・倫子たち主人公以外の女性の強かさに勇気づけられて自分らしく生きていく覚悟をもって進んでいきたい。
反対に他のジェンダーを持った人たちを生きづらくさせる世の中にしないように、女性という個性を無視されることはないように願う。