馴染みの教室

思い出す
いつかの恩師
初めて屁理屈聞いてくれた
何故指名されたら立って発表しなきゃいけない?
黙っていたら駄目??
皆の視線が痛い、イタイ程分かってるって
見ないふり頭の中は
せんこうの声より足の震えと貧血気味の頭の中は
ごちゃごちゃだ
鳴り響くチャイムが
永遠に続く
ずっとこだまして聞こえてくる
終わった
なんか言ってる聴こえないよ
もう何も
先生の座れというジェスチャーで
気付き崩れ落ちる机に
こりゃ、職員室コースだわ。
だってわからないもの
わからないことがわからない
無言、言葉に出来ない
黙れと暴力
あぁ、あれもこれも小中高どこにも
付き合い叱ってくれる人がいた
恵まれた環境、金の良し悪しもわからず
異性との関わりにしか興味ないくせに
人嫌いな思春期もぅオワタ

感謝感激雨霰
冷たい冷え切った心で
塩対応
冷たい凍りついた尖った言葉で
人を試すように構わず突き刺す
人を舐めるのもいい加減にしろ!
言われては繰り返し関わる大人は偽善者にしか見えなかった
今なら解る
あのままのひねくれた心ではどうにもならないどうにも出来ない
悪あがき変わるしかない
変われる
人との関わりがあったから
あの日あの時あの場所で
あの人達に感謝を込めて

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