光と闇

お茶を飲むようになって、いろいろな考えた方が変わってきた。その一つが、光と闇。光は明るく、闇は暗い。それだけのことだと思っていた。

子供からも闇は敵なんだよとアニメの話をしていた。

でもお茶では、少し違う。闇だからこそ見えるものがあり、闇だからこそ祝うものがある。月である。月は、闇でないと見えない。そして、お茶を飲む様になり、よく月を見る様になった。

三日月・満月とこんなにも月が綺麗だとお茶を楽しむ前は、思った事がなかった。

そして夜のお茶は、朝茶と少し違い、ゆっくり時間が流れ、朝茶とは違う雰囲気で楽しめる。1人で飲んでると、時計の針の音や水道の音・たまに通る車の音がご馳走になるのだ。

私は、セイコーのストップウォッチを使って抽出時間を計っているが、これだけは言えるのが、朝より夜の方が良い音がする。そんな気がする。

夜のお茶は、濃いめの煎茶でゆっくり音楽聴きながら過ごすと幸せだなぁと感じる。これが夜の楽しみ方。明るさを落とせるなら、照明を少し落として、お茶を飲むのをお勧めしたい。

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