あそんでいたいのに

頭ではわかってる。
ただやりたいことをやるだけじゃダメなんだと。

地に足ついた幸せは、感情と知性が統合されて得られるものだと。

自分の枠を壊してみたら、原型がわからなくなってしまった。
もともと私は形のない存在だと思って生きてきただけに
より一層「私とは？」の定義が難しくなってしまった。

私とは、どんな存在なんだろう。

抽象度を上げればなんとなく言葉にできる。
でも具体に寄ると、あまりにも構成要素が多すぎて、意味がわからない。
私とはいったいなんなのだろう。

物心ついた頃から自己探求をしてきた。
私とは？どうしたら幸せに生きられるのか？をひたすら探求してきた。
どこまでいっても満たされなかったが、振り返ってみたら私は幸せになっていた。

でも本当は痛みを消したかった。
そのために必死に内省を繰り返してきた。
だけど、私を傷つけているのは私だと気づいた。
痛みを消すには手放す必要があるが、そう簡単には手放せなかった。

私を幸せにできるのは私しかいない。
だけど私ひとりじゃ幸せになれない。
地球で生きる以上、他者と永遠に向き合い続ける。
そして向き合うことで、ときに傷つけあい、心から血が流れる。
それこそが生きている証明なのかもしれない。

人生は、難易度の高いパズルのようだ。

面白いね。