憎しみと向き合う

滋賀県に住んでいた元妻(32)を中傷する内容をツイッターに投稿したとして名誉毀損罪に問われた将棋の元プロ棋士で無職橋本崇載被告(40)=福岡市博多区=の公判が1日、大津地裁(畑山靖裁判長)であり、検察側は懲役1年6月を求刑した。弁護側は無罪を求めて結審。判決は23日。

元プロ棋士・橋本崇載被告の事件を見て、心が重くなりました。

橋本さんの性格は僕に似ているところがあって、なんというか共感してしまう部分があるんですよね。
自己愛が強くてプライドが高い、被害妄想的、他罰的、アルコール依存傾向あり。
橋本さんの一連の問題についてのツイッターを見たんですが、彼はおそらく自己愛性人格障害を抱えていると思います。
こういう人は自分を強そうに見せますが、元々かなり弱い心を持っているので、一度壊れてしまうととことん破滅していくと思います。

彼の行動は許されるものではないし、法的に見ても彼が正しいわけではありません。
でも、憎しみという感情はそんな理屈で簡単に割り切れるものではない。僕も彼と同じように、やるせない憎しみを抱えてしまっている。

僕がこの憎しみから抜け出す方法を探している中で思うのは、自分が幸せになって忘れることが一番だということ。でも、そうは言っても生きる希望が見つからないとき、それは非常に難しい。相手を恨むことしか出来ない。それは、とても苦しい。でも、その苦しさを何とか乗り越えるために、なんとか生きていくしかない。

最近、人生を振り返ることがよくあります。
一番幸せだった頃は、10代の頃に完全に家に引きこもってゲーム廃人をしていた頃だったなぁと、思います。
引きこもりにとって社会やほとんどの人は、恐怖でしかありません。

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