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おすすめの魔法その3

 おすすめの有効性について、これまで述べてきました。でも、おすすめは簡単なようで簡単ではありません。なぜなら、安易なおすすめは、信頼の獲得どころか、逆に信頼の損失につながってしまうからです。
 おすすめとは、本当に相手のことを考えながら、「自信をもって」おすすめする商品やメニューでなければなりません。もちろん、どんな人に使ってほしい、利用してほしいのか、そしてどんな喜びや楽しさをもたらすのかといった、豊かな想像力に裏打ちされたものでなければなりません。
 極論すれば、「おすすめとは愛」です。商品やメニューを愛する気持ち、何よりもお客様を愛する気持ちがなければ、おすすめをしてはいけません。
 私は長年、「逸品」というおすすめを持つことを、地元の商店主さんに勧めてきました。地元のお店はまじめなので、真剣におすすめ商品やおすすめメニューに取り組んでくれています。地元店には愛があるのです。

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